サウンドをブレンドするには? ~よいサウンドをつくるために~

「もっとブレンドしたサウンドを!」 よく、コンクールの講評用紙に書かれたりする言葉です。 では、サウンドをブレンドしていくためにはどうすればよいのでしょうか。 よいサウンドをつくるには、いくつかのポイントが考えられます。 … 続きを読む

「合わせる」のではなく、「自然と合う」 ~ウィーン・フィルから学んだこと~

昨日、ウィーン・フィルの演奏会を聴いてきました。 プログラムはベートーヴェン先生の交響曲第8番、第9番「合唱付き」。 とにかく「すごい!」としか言えない演奏会でした。終演後の割れんばかりの拍手、「ブラボー」の叫び声、スタ … 続きを読む

「音楽で会話する」 ~アンサンブルの原点に立ち返る~

先日、以前所属していたオーケストラの本番を聴きにいってきました。 自分が所属していた頃はアンサンブルや小編成のオーケストラ作品を扱うことが多かったのですが、今や割と大所帯のオーケストラに成長していて、曲目も大曲揃いになっ … 続きを読む

自然の中で学んできたこと ~五感を磨き、表現する力を育てる~

「センス・オブ・ワンダー」 化学薬品による環境汚染にいち早く警鐘を鳴らした書として、いまも多くの人々に読み継がれている名著『沈黙の春』。その著者レイチェル・カーソンの遺作として、彼女の友人たちによって出版されたのが「セン … 続きを読む

聴衆を魅了する「個」の力 ~パリ・ギャルドの演奏を聴いて~

昨日は十数年ぶりにパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の演奏会に行ってきました。 ここでは、そこで感じたことを覚え書き程度に記しておきたいと思います。 前に聴いたときはまだ中学生で吹奏楽を始めたばかりだったということ … 続きを読む

音楽の可能性は無限大! 自由な中で共通点をつくっていこう!

人は一人ひとり育ってきた環境も違うし、経験も感じ方も違います。だからその表現方法の一つである音楽も100人いたらそれだけの数の音楽があるのだと思います。本来、音楽は、強制されるものでも、しばられるものでもなく、自由なもの … 続きを読む

つれづれなるままに ~舞台に乗れることへの感謝を込めて~

秋は本番シーズン。 自分も近々本番があります。 昔は次から次へと本番があって、舞台に乗れることが普通になっていた時もあったが、今、こうして自分で吹くことが減ってくると、一つ一つの舞台に乗れることが本当に幸せなことなのだと … 続きを読む

タテを合わせるにはどうすればいいか? ~「合わせて」で合うなら苦労しない~

「タテを合わせて~!!」 「タテが合ってない!!」 今まで吹奏楽やオケをやっていて、何度耳にした言葉でしょうか。恐らく経験されている方なら、当たり前のようにいわれる言葉の一つだと思います。 しかし、この「タテを合わせる」 … 続きを読む

後輩たちの演奏から教えられたこと ~音楽は心から始まる~

「音楽は心」 この言葉は、様々なところで使われ、言われてきているものだと思いますが、先日ラッパの後輩たちが出演する金管サンサンブルを聴きに行ったとき、やっぱり「音楽は心」から始まるのだということを、改めて教えてもらったな … 続きを読む

どういう音を出したいか頭で鳴らす ~音楽は体の中で生きている~

最後のドミナントがきれいに響いた瞬間、子どもが「ヤァーッ!」と叫んだ。 今日の合奏の一コマです。練習室は暖かい微笑みに包まれました。 その声を聞いた指揮者が一言。 「気持ちよく終わったら、あー叫びたくなるよな。本来、体全 … 続きを読む