トランペット新製品吹き比べ ~アマチュアラッパ吹きの戯言~

昨日、新大久保の山野楽器ウィンドクルーでトランペットの新製品の試奏をしてきました。

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上から自分のV.Bach 180MLGBS
Schilke i32 SP
V.Bach Artisan AB190SG
V.Bach Artisan AB190G
(本当はYAMAHA YTR-8335WSも吹いてみたかったのですが、あいにく他の方が試奏されていました…)
【感想】
○Schilke i32 SP
日本限定のモデルで、通常のシルキーより定価も安めに設定されています。吹いてみると、シルキーらしい明るくて柔らかくまとまった響きがするように思いました。でもS32よりは息が入りやすく、S22よりは息がとられません。高音も広がらないで遠くに届く感じがします。今回吹いた中では一番好きかもしれません。自分の音もモニターしやすいので、Bachユーザーでも乗りかえやすいような気がします。
○V.Bach Artisan AB190SG
アルティザンの鳴りやすさ、明るくオープンな響きは保ちつつも、ゴールドブラスの豊かな響きが加わってなかなか素敵な楽器という印象でした。これからBachの中でも主力ラインナップに入ってくるのではないでしょうか。多分、これでオケのトップ吹いたらすごく華やかに音が通るのだろうなと思いました。ただ、個人的な感覚ですが、重厚感と音のまとまりでは180MLGBSに軍配が上がるように思います。でも、これの金メッキモデルが出たらぜひ吹いてみたいです(買うかは別として)。きちんとコントロールできる奏者が吹けば、もっとまとまった音になるのでしょうけれど…(^^;
○V.Bach Artisan AB190G
ゴールドブラスのラッカーらしい、落ち着いているけど明るい感じの響きがしました。音色は好きなのですが、抵抗感や質感の問題なのか、昔からラッカーの楽器とは相性が悪いらしく、残念ながら自分は向かないなと思いました。
ということで、自分にとっては今の楽器が一番好きという結論になった(結局重い楽器に慣れてしまっている)ので、物欲がかきたてられることがなく、とりあえずその点では一安心でした…(^^;
でも、どれも良い楽器ですし、人によって好き嫌いはあると思うので、気になる方はぜひ試奏されてみることをオススメします!
(Twitterまとめ)

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