音大に進学したいなら吹奏楽部は辞めるべきなのか?

「音大に入るつもりなら吹奏楽部を辞めろ」という話を聞いたことがあります。
確かに部活にいると合奏などの時間が多いし、個人で入試課題をさらう時間は削られるかもしれません。でも「吹奏楽をやっているから音が荒れる」「部活をやっていては音大に合格できない」というのは何か違うと思うのです。実際、部活を続けながら音大に行く人もたくさんいるわけですから…。
要は部活をやる中でいかに受け身にならず、曲の練習を通して基礎的なことや表現力を磨いていくか自分で考えながら取り組めるかなのかなというような気がします。その上で自分で音大進学のたの準備をする時間を確保し、努力することができるかなのかなとも思うのです。
なぜなら課題を練習する時間は部活以外の時間を使わなければ到底無理ですし、レッスンに通う必要もありますし、楽典や聴音、ソルフェージュなどに割く時間も必要だからです。
それは普通大学を受験するために、教科の勉強を自分で時間をとって学習しなければいけないのと何ら変わりのないことだったりもします。
だからもし、吹奏楽「部」が音楽的な成長を阻害する要因となっているならば、何かやり方が違っているのだと思います。
残念ながらそういうことが多い現状はもしかしたらあるのかもしれません。でも本当は、心から音楽を奏でることが楽しくて、楽しいからもっと上手くなりたくて練習して…というようなサイクルを部活の中でもつくっていきたいものです。。
自分は音大卒でもないし、もしかしたら見当違いのことを言っているかもしれないですが、やっぱり「吹奏楽部」は音楽を通して人間的にも技術的にも成長できる場であってほしいと思うし、自分もそういう部活にしていけるように常に意識をしていたいものです。
(Twitterまとめ)

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