「エンター・ザ・ミュージック」を見て ~片倉高校吹奏楽部の実践~

BSジャパンで放送された須川展也さんが都立片倉高校を訪問した番組「エンター・ザ・ミュージック」を見てみました。
顧問の馬場先生の「生徒の力をなるべく出てくるようにする」「どうやったら生徒がうまく進んでいくのか」という言葉、指揮者の藤岡氏の「どれだけ音に心を込めるか」という言葉が特に心に響きました。
やっぱり、どれだけ生徒一人ひとりをやる気にさせるか、一人ひとりのもっている思いを引き出せるか、そしてそれを表現するための方法を明確に指示できるか、何よりも指揮者が誰よりも熱く、生徒たちのことを牽引していけるかどうかでサウンドの迫力は変わってくるものだなと改めて思います。
生徒たちだけが頑張っても限界があります。でも指導者だけが頑張っても空回りになってしまいます。双方の頑張りや音楽への気持ちがうまく噛み合ったとき、人を感動させる素敵な音楽というものが生まれるのだということを改めて考えさせられました。
音楽はコミュニケーション。
だから、日頃からのコミュニケーションがとても大切になってくるし、絶対的な信頼関係を築く努力が必要になってくるように思います。人それぞれ個性があって考え方も違う、だから難しい面もあるけれど、いろんな発想や表現も生まれます。悩むこともあるけど、それをプラス思考に変えていけるか。
悩んだり、意見がぶつかり合うからこそ、その中から本当にみんなが求めているものを磨きあげていくことができるような気がします。受け身にならない、独裁的にならない吹奏楽をつくっていきたいと思います。
(Twitterまとめ)

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