すべては指導者で決まる ~指導者が学び続けることの大切さ~

コンクール地区大会まであとわずか。昨日は、他校の練習の成果を聴く機会がありました。どの学校もよく演奏していて、最後の仕上げに入っている感じで、同じ中学生の演奏なのかと正直なところ圧倒されました。
実力の違いは環境の違いもあるかもしれないけれど、最終的にはいかにその気になるかというところだと思います。火事場のクソ力じゃないけれど、本当にやりたい、なしとげたいという思いがあったら、とことんまで頑張れるはずでし。その可能性にまだまだかけたいし、自分自身も最後まで諦めることはしたくありません。
その「火事場のクソ力」を引き出していくためには、指導者がどんな指導ができるかが課題なのだと思います。ただがむしゃらにやるだけでも結果はついてきません。でもがむしゃらにやることから逃げていては一生結果には繋がらないように思います。子どもたちの力を信じて、自分自身も学び続けること。そして、学んだことを柔軟に取り入れていく素直さが必要なのかもしれません。
「すべては指導者で決まる」と言われることがあります。確かに言えているかもしれません。子どもたちは余程のことがなければ指導者を選ぶことはできません。だからこそ、不器用でも、今上手くいかないことがあったとしても、指導者は自分のできる全力を振り絞って一人ひとりと向き合う責任があるようにも思います。
でも、上達していく方法はバンドの数だけ、そして部員の数だけあるのだと思います。「これ」という正解がないからこそ自分なりの工夫もできるし、指導に完成形はないように思います。指導に携わる限り、学び続けること。傲慢にならないこと。それだけは忘れないようにしたいし、実行できる自分でありたいです。
自分はまだ未熟で、目の前の子どもたちに適したアドバイスをできていないかもしれません。それでもやっぱり子どもたちが精一杯頑張ったと思えるように持っていきたいと思うし、そこだけは譲れない。手探りだけど、残された時間を大切にして、最後まで共に頑張れる指導者でありたいと思います。
また今日から頑張っていこうと思います。

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