息は吹きこまないで、下から上に向かう ~ATレッスン記録~

昨日はBody Thinkingの授業でした。アクティビティでは、楽器演奏に限らず、荷物を運ぶ、はんこを押すなど、日常の動作にも触れて、幅広い学びができました。
その中で自分はズーラシアンブラスの「Trumpet Love Letter」 の一節を“朗々と吹く”ということを《望み》として吹いてみました。
その中で言われたことは、次のようなことです。
・息は吸わなくても体の中にも楽器の中にも残っている
・息は下から上に向かって流れていく
・背骨の長さを考えて、感じて構える
・楽器を支えるために必要最低限の力で持つ
・頭と脊椎の関係をお願いする

これらを意識し続けるだけで、とてもスムーズに息が流れ、楽に吹くことができました。
一方で、少しでも楽器に息を吹き込もうとすると首が固まってしまうことにも気づきました。
だからといって、「固めないようにする」だとかえって固まってしまうから、やっぱり「頭が自由に動けて、体全体がついてきて」「息は下から上に向かっていて」「ただ息の流れが音をつくりだす」ということを自分自身に指示し続けることが大切だなと思いました。そのあたりが難しいところでもありますが、ちょっとした思考の違いでこれだけ変わるのであれば、このディレクションを大事にしていけるといいなと思います。

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授業の中ではこの他に顎の動きについてのレクチャーもあり、なかなか濃い時間となりました。そのあたりについては、また自分の頭を少し整理してからまとめたいと思います。
でもやっぱり、少しでも吹けるようになる感覚があると嬉しくなって、調子に乗ってずっとラッパ吹いていたいなと思う今日この頃。こういうプラスのサイクルを普段からつくっていけるといいのかもしれないなと思いました。

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