金管楽器をどう鳴らすか ~初めての音出し~

今まで初めて楽器を手にする生徒に金管楽器が鳴る原理を説明するとき、私は次のように説明してきました。 「2枚の紙の間に息を吹き込むと振動して音が鳴る。でも、ピンと張りすぎていても鳴らないし、緩めすぎていても鳴らない。ちょう … 続きを読む

辛く厳しくないと吹部じゃない?! ~楽しく厳しく上達するために必要なこと~

音楽でも何でも、一定できるようになるにはそれなりの努力が必要です。なかなかできるようにならないことでも、「できる」ということを信じて、「できた自分」をイメージして練習を重ねていくことは絶対に必要な事だと思います。 でも決 … 続きを読む

コンクールメンバーの選出について思うこと

コンクールメンバーをオーディションで選抜する学校も多いと思う。私自身も高校時代はそれに近いものがあった。コンクール直前に部室にメンバーが貼り出される。その紙を見て、一喜一憂したものだ。 1年生のとき、A組のメンバーに選ば … 続きを読む

まず自分が「~したい」と思う気持ちを大切に奏でること

音楽でも何でも、相手がどう受けとるかを想像して伝えようとすることは大切だけれど、どう思われるかを気にしすぎて自分を見失ってしまっては、本当に伝えたいことが何か分からなくなってしまうこともあるものです。 あくまでどう受け止 … 続きを読む

実験すること、観察すること、考察すること ~ATレッスン記録~

今日はBodyThinkingの授業でした。 3つのディレクション ①首を楽に、自由に ②頭が繊細に前に上に ③背骨全体が浮き上がって、上方向にいくようにリリースされていく ということを自分で実験、観察を繰り返すというこ … 続きを読む

自分にとっての吹奏楽指導とは? ~JBCに参加して~

今年も浜松で行われた日本吹奏楽指導者クリニックに参加してきました。細かいレポートはまた改めて書いていこうと思いますが、記憶の新しいうちに感想をまとめておきたいと思います。 プログラムの中で特に印象的だったのは、羽村一中と … 続きを読む

スランプだなと思ったときに考えたいこと

上手い人が吹いているのを聴くと、自分も負けずに頑張らなくちゃと思うことの方が今まで多かったけれど、最近上手い人と一緒に吹ける機会があることに何とも言えない喜びを感じるようになった気がします。いい意味で競い合うことは必要だ … 続きを読む

部活動のあり方について考える④ ~指導者のスタンスはあくまで「学習者」であること~

最近、Twitterのタイムラインに顧問の暴言や理不尽な指導などの話題が流れてくることが増えてきたように思います。その度に「そういう先生たちばかりではないのにな」とと悲しい気持ちになるものです。 そんな自分も生徒のことを … 続きを読む

「望み」に立ち返って音楽を奏でるということ

何をするにしても、まず初めに自分の「望み」がどこに向いているのかを把握すること、そしてその「望み」を中心にして、目的を実現していくために具体的にどんなプランを立てて進むのかを考えることは大切ことのように思います。 そのよ … 続きを読む