「音を飛ばす」とはどういうことか?

音は一方向に指向性を持って進んでいくものではなく、四方八方に響きが広がっていくような伝わり方をします。よく「音を飛ばせ」という指導がされることがあると思いますが、実際に音が飛ぶことはありません。 でも、その言葉の真意は分 … 続きを読む

下顎を楽にしてあげることで、体に無理をかけずにラッパを吹く  ~Tpレッスン記録~

先日のレッスンで、「下顎が震えちゃっていますね」という先生のご指摘から、自分が今まで体を酷使してラッパを吹いていたということを発見したので、まとめておきたいと思います。 下顎が震えてしまうのは、下顎を酷使して、周りの筋肉 … 続きを読む

「吹いている感」よりも、「伝わる音」を追求する!

昨日は所属オケの練習でした。本番も近づいてきて練習もヒートアップというところですが、私はといえば指揮者に「1st誰?あんなんじゃダメ!」とダメ出しされるような状況で、何とか頑張らなきゃなというところです。 最近そんなに調 … 続きを読む

やる気のない後輩を振り向かせるには?

先日、Twitterのフォロワーさんと「やる気のない後輩をどうすれば振り向かせることができるか」というやり取りをしました。そこで考えたことを少しつぶやいていこうかと思います。 何を隠そう私もかつては「何でやる気ないの?! … 続きを読む

基礎合奏でATをやってみた。~ある日の部活の一場面~

今日は久々に基礎合奏をやらせてもらう機会があったので、アレクサンダー・テクニークで学んだことを応用して、姿勢と呼吸について時間をとってやってみました。 【姿勢について】 「頭が動けて、体全体がついてきて」という感覚をつか … 続きを読む

吹奏楽コンクール考⑭ ~教育における吹奏楽の課題点~

高校野球の越境推薦入学と同じように、吹奏楽推薦も盛んになってきているといいます。頑張ってきたことを評価される生徒にとっては良いと思うが、教育的にはどうなのだろうと思います。 お金のある学校が優秀な人材と豊富な楽器を揃えて … 続きを読む

そこそこ吹ければよい、から脱却するために…

今年も文化祭の公演が無事に終わりました。 アンケートを読んでいたら、「コンクールで上位を目指すなら、まだまだ練習を。そこそこ吹けるバンドで満足なら今で充分」というコメントを書いてくださった方がいらっしゃいました。 私はそ … 続きを読む

吹奏楽コンクール考⑬ ~吹奏楽の魅力はコンクール以外にもある~

吹奏楽コンクールも支部大会が行われる時期となりました。 残念ながら上位大会へ進めずに今季のコンクールを終えた学校も多いことと思います。 SNSのタイムラインなどを眺めていても、 「精一杯頑張れた!」 「悔しいけれど悔いは … 続きを読む

指揮者の発信力を磨いていくこと

最近「もっと指揮で引っ張るべき」と言われることが何度かありました。はじめは「こんなに引っ張ろうとしているのに…」と思って、どうしてよいのか分からなくなってしまいましたが、改めて自分の合奏の中で見て頂き、いくつか自分に足り … 続きを読む

保留することと充電すること ~決断は焦らなくていい~

久々の更新です。最近いろいろ考えることがあって、考えがまとまらないことが多かったので、書きためていたものがちょこちょこあるのですが、これからまた少しずつ更新していこうと思います。 さて今日の記事は、前にも似たような記事を … 続きを読む