「吹いている感」よりも、「伝わる音」を追求する!

昨日は所属オケの練習でした。本番も近づいてきて練習もヒートアップというところですが、私はといえば指揮者に「1st誰?あんなんじゃダメ!」とダメ出しされるような状況で、何とか頑張らなきゃなというところです。
最近そんなに調子が悪いというわけでもないのですが、合奏に入って吹いてみると、「頭が動けて体全部がついてきて」をつい忘れてしまって、がむしゃらに力づくで吹いてしまう癖がなかなか抜けません。
当然のことながら、そのように吹くとツボにはまった音にならないし、響きがないから通らないし、結果として「吹いている感」だけが自分に返ってきて、客席に届く「伝わる音」にはなりません。
本当の望みはクオリティを上げ、聴き手に曲が持っている力強さを伝えることです。でも実際に自分がしていることは、吹いてる満足感を求めてる気がして、何だか悩ましいところです。
大切なのは吹いてるという自己満足じゃなくて、聴いていて心地のよい音楽を奏でることです。
アマチュアの演奏会だし、確かに自己満足的な所はあると思いますが、少しでも聴きに来てくださったお客様が「来てよかった」と思える演奏がしたいと思うのです。
そのためにできることを冷静に考えて、熱気ある演奏に繋げていきたいものです。
「頭が動けて、体全部がついてきて、腕全体が動ける状態でマウスピースを口のところに持ってきて、奏でたい音をイメージして、お客様を自分の音楽の世界の中にご招待する」
このプランを実現できるように、頑張ります。

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