自分自身に指示を与え続けること ~Tpレッスン記録~

昨日は久々にトランペットのレッスンでした。いつものようにアーバンの140の練習曲に始まり、アーバン最初の練習曲、シンコペーションの練習曲、ヴェニスの謝肉祭のイントロを見ていただきましたが、一つ一つのエチュードを先生にヒントを頂きながら自分の頭でどうやって吹けばいいのか考えて吹くことができ、とても実りの多い1時間となりました。今日のブログはその備忘録です。
レッスンの中で1番気になったのは、音の上下とともに体も上下してしまうということです。結果としてそれが体を縮めて吹きにくくしていることに気づき、改めて体の使い方って大切だなと思いました。代わりに「頭を前へ上へ体全体もついていく」を意識して吹いてみたらやっぱり音が埋もれずにすみました。改めてディレクションって大切なものだなと感じました。
また、自分は音を抜く癖があるのですが、「抜かないようにする」ではなくて、息を「前に放つ」イメージをもって吹くとバッチリはまるようになりました。先日の授業で学んだように、否定形はかえって自分の思考に強く働くものです。だからこそ、自分の癖をなくそうとするのではなくて、新しい習慣で上書きしていくことが大事なのだと改めて思いました。
あとは、どうしても内にこもるように体をギュッと絞って吹く癖についてです。これについては、先生が「もっと外に開放するように」とアドバイスを下さったおかげで、「体も息も外へ外へ」というディレクションを送ることでだいぶ音の伸びが変わってきました。ラッパは西洋の楽器。外へ向かって攻めていく姿勢で吹いた方が性に合うのかもしれません。そう考えると、自分はかなり自分自身を抑え込んで楽器を吹いているのかもしれないなと思いました。
いずれにしても、「教えてもらう」という受け身な姿勢ではなく、自分から学びに行こうとすること、自分で自分に新しい習慣を師事し続けることの大切さを改めて学びました。またこれからも先生から多くのことを吸収していけるように、頑張って練習を続けていきたいと思います。

iQiPlus

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。