「上手くなりたい」を共通項に一つの音楽をつくりあげよう!

昨日はテスト明け初練習でした。自由曲の生徒合奏は、なかなか苦戦もしていたけれど、自分たちなりに頑張ろうとしている様子が伝わってきて少し頼もしく思いました。
地区大会まで残された練習日はあと9日。まだまだやれることはたくさんあると思って、自信をなくさずに、自分たちの可能性をどこまでも信じて頑張って欲しいなと思いました。
上手くいかないことがあっても、なかなかまとまりが感じられなくても、そう思っているという事は「向上するためにすべきこと」に気づいた証拠だと思います。
気づけているだけで、まだ自らを高めていくチャンスに恵まれたと考えることができます。「できていない」とネガティブ思考に陥らずに、「まだできることがある」というように思考をプラスにもっていきたいところです。
それでも、モチベーションの違いや達成度の違いから仲間のことを信じられなくなってしまうこともあるかもしれません。
でも、極論を言ってしまえば全く同じモチベーションの人などいないのだと思います。
一人ひとり何らかの違いがあって、それを認め合いながらよりよい活動をするにはどうすべきかを考えることが大切なのではないでしょうか。なぜなら下手になろうと思って練習にくる人はいないからです。
「上手くなりたい」という共通項を互いに認め合って、少しずつ前進していくのみなのだと思います。
コンクールでどのような演奏をしたいか。
「金賞」という他人からの評価を得られたら確かに嬉しいものです。
でも、まずは自分たちがどのような演奏をしたくて、コンクールが終わったときにどのような成長をしていたいかを想像するところからはじめたいところです。
そして、自分の中にある思いを「これでもかっ」てくらい表現していくこと。自分が思っている以上の力を振り絞って相手に伝えようとすること。
それができてはじめて、人に伝わる演奏ができるような気がします。
私も今年は指揮者としてコンクールに関わることはできませんが、少しでも部員たちが自分たちの持っている力を信じて、持っている思いをのびのびと表現できるように陰ながら支えていきたいと思います。
(Twitterまとめ)

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