フィードバックをどう返していくか? ~前向きに頑張れるようにするために~

バジル先生が、先日のブログ(http://rapparapa.at.webry.info/201404/article_6.html)をFacebookでシェアして下さったのですが、そのコメントが目からウロコだったので、そのことについて少しつぶやいていこうと思います。
フィードバックというのは、現在地を測るための情報であり、「到達までの距離」を示唆するのがダメ出しだとすると、「出発点からの距離」を示唆するのが「良い出し」ですね。確かな手応えのためには、「良い出し」が必要ですね。(バジル・クリッツァー先生)

このコメントを読んで、ダメ出しも良い出しも、現状がどの位置にあるのかを知るという点では共通しているのだと今更ながら気付かされました。
考えてみれば当たり前のことだけれど、現状を把握しようとしている姿勢には変わりない、そういう意味ではつい自分にダメ出ししてしまう自分のことも許してあげて、受け入れてあげて、その上で「ここに到達するためにはまだこれだけ距離があるけれど、スタート地点からはこれだけ進んでいるのだ」ということを素直に認めてあげられれば、自分を痛めつけることなく、でもある意味で自分に厳しく練習を重ねていけるのかな、と思いました。
自己肯定練習法というのは、特別に何かすることではなく、できたことをできた、と素直に受け入れて、また次のステップに向けて少しずつ歩みだせばいいだけのことかもしれないな、と思います。
「良い出し」、これからも少しでも部員の成長を見つけてやっていけるように、できるようになっていることに敏感に指導していきたいものです。

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