辛く苦しい練習に耐えられない自分を責めることはない

一昨日のブログ記事、前代未聞の1日で9000アクセスを超えました。シェア数も多いですし、それだけ部活が抱えている問題に注目している人は多いのだなと改めて思いました。少しでもこうして話題になって、一人でも苦しむ子どもたちが減っていってほしいものです。
自分に厳しく練習することも時には必要なことかもしれませんが、「厳しさ」の名のもとに人の存在を大切にしない何でもありの行き過ぎた指導はするべきではありません。仲間の悪口を言ったり、いじめたりしていては、奏でる音楽も意地の悪いものになってしまいます。
自分のことも仲間のことも傷つけてはいけないし、追い込む必要もありません。足を引っ張りあったとしても、お互い前に進むことはできません。どうやって共に前に歩んでいけるかを考え、切磋琢磨し合える関係をつくっていった方が全体のレベル向上にもつながるはずです。
それでも、つらくなってしまったら・・・。
辛く苦しい練習に耐えられない自分を責めることはありません。部活を辞めることも悪いことではありません。ただもしその中に楽しさを見つけられるのであれば、そこに注目して少し頑張ってみるのもありかと思います。でも、本当に心が壊れてしまうまで耐える必要はないのだと思います。
音楽は好きでやりたいとさえ思っていたら、いつでも始めることができます。辞めるのは勇気のいることかもしれないけれど、好きだという気持ちを大切にすることは何よりも尊いことだと思います。本当に音楽そのものが嫌いになってしまう前に、一度立ち止まることは逃げでも何でもないと思います。
でも、何より大切なのはそこまで追い込まれてしまう状況を生み出さない部活の環境を整えておくことだと思います。せっかく何らかの興味を持って入った部活で追い込まれ、続けられなくなってしまうのは残念なことです。一人ひとりにとって、部活が楽しく自分を活かせる場所になってほしいものです。

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