音楽を心から続けていく子どもを育てるために

Twitterで次のような動画が出回っていました。

テレビ番組「笑ってコラえて」の「吹奏楽の旅」の1コマだと思うのですが、これが吹奏楽指導のスタンダードであり、こうした厳しさを耐えた者だけが全国大会金賞という最高の栄誉を得られるのだ、という考えが一般化してしまうのはとても怖いことだと思います。
自分も高校時代「外したら罰金!」「今外した奴出てけ!」という罵声を浴びながら自分を追い込んで練習していました。
でも結局、プレッシャーをかけて追い込んでも気合吹きになって、音楽的な表現にはなかなかつながりにくいものです。
だからこそ、外したことを責めるより、どんな音楽を奏でたいかを常に語れる指導者でありたいと思うのです。
精神的に追い込んでも、よい演奏はできません。怒鳴りちらすよりも、プレッシャーを与えるよりも、子どもたちのもっている力をどうやって引き出すか、どうすれば引き出せるのか、学び、実践していく姿勢が指導者には求められるはずです。
未来ある子どもたち一人ひとりの将来を大切に育むのが教育者の責務だし、音楽の素晴らしさを次世代に伝えていくのが私たちにできることだと思います。
(Twitterまとめ)

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