OB・OGの力を上手に活用して部活を運営する

前にも似たような記事を書いたことがあるのですが、改めて感じたことを今日はつぶやいていこうと思います。
私が顧問をしている部活は、伝統的になのかは分かりませんが、卒業生が練習に来ることはあまり多くはありません。どうやら引退すると、現役に気を遣いすぎてしまうようなのですが、私個人の想いとしては、卒業生にもできる限り部活に関わり続けて欲しいなと思っています。
もちろん、卒業生が関わりすぎるあまり、現役の自由度が失われてしまったり、自主性や運営力を育む機会を奪ってしまうのは問題だと思います。でも、「卒業生」という立場=「先輩」という立場は、顧問や外部講師の先生方よりも生徒に近いですし、近いからこそ相談しやすかったり、気づくことも多かったりするように思います。
幸いなことに、年々高校を卒業してからも楽器を続けてくれる卒業生が増えてきました。
吹奏楽だけでなく、オーケストラやビッグバンドに入る子や、音楽系の学校で専門的に勉強する卒業生もいます。
そうした新しい場所で感じ取ったことを、現役の部員たちにどんどん還元していって欲しいし、そこから私たち顧問も学んでいけたらなと思うのです。
心苦しいことに、平日の放課後は会議などが入ることが多く、毎日部活に顔を出せるとは限りません。そういった時に、生徒たちが自分たちだけの力で練習を進める力も身につけて欲しいと思う反面、初心者の中学生の面倒を見てもらったり、客観的に練習を見て感じたことをアドバイスしてもらったりということは、顧問としても大変ありがたい話だと思っています。
だからこそ、卒業生には細々とでもいいから部活とか変わり続けて欲しいと思うし、部活がいつでも卒業生が戻ってこられるような場所でありたいなと思います。

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