呼吸と発音を大切に ~Tpレッスン記録~

昨日は2週間ぶりにラッパのレッスンでした。
主に「呼気」と「タンギング」についてお話を伺いながらのレッスンでした。本当にあっという間の中身の濃い一時間でした。というわけで、忘れないうちに備忘録を記しておきたいと思います。
①呼気について
・近くにあるろうそくを消す

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・遠くにあるろうそくを消す

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・目の前にズラッと長く並んだろうそくを消す

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・ろうそくに息を吹きかけるけれど消さないようにする

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これだけのイメージの違いで、自然と出口(口)と腹筋(みぞおちらへん)の使い方の違いがつかめました。息を吸うときには使わなかった腹筋を、息を吐くときにはじめて使うということにも改めて気づかされました。また、「腹筋を使う」といっても、「お腹を緊張させて張る」のではなく、「みぞおちに手を押し当てたときにはねかえすような使い方」ができるといい、ということも学びました。
→参考: http://trp-presto.jugem.jp/?eid=21

②「吸う」から「吐く」の切り替え

・吸うときはPを横に倒した形をイメージして吸う
 →音の大きさやテンポに応じて、Pの描く円の大きさを変えていく

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・あくびをするときのように吸ってから吐くまでには一瞬の間がある(ただし出たがっている息は自然に出してあげる)
 →ちょうどゴルフや野球のスイングが一連の流れの中で常にスピードは一定ではないのと同じ
  参考: http://trp-presto.jugem.jp/?eid=22
・この「間」の取り方次第で言われなくてもアンサンブルのタテはそろう
 →実際に先生が息を吸うタイミングに合わせて音を出してみると、タテはばっちり合いました。
③タンギング
・基本の発音は「T」から始まるけれど、音域によって「To(低音)」「Tu(中音)」「Ti(高音)」のように切り替える
→参考: http://kobejazz.jp/lets_start/vol19.html
      http://trp-presto.jugem.jp/?eid=287
・舌をその高さの音に戻すまでの時間はどの音でも同じく素早くする(低音はかなり素早くする必要あり)
・pでもfでも、舌の緊張感は変えない。 
私は滑舌があまりよくないので、pや低音になるとモヤモヤしてしまう傾向があり、今まで唇の振動だけでなんとかしようとしていたのだが「舌の奥の方はその音の高さにセッティングしておいて、舌先を素早く動かしてせき止めておいた息を送り出す」という感覚で吹くと割とクリアに吹けるようになりました。

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また、場合によっては「s」や「n」で発音すると、テヌートやレガートのとききれいに吹けたりするということも教わり、いろんな発音で練習すると表現の幅が本当に広がるなと思いました。
音楽にいろんなアプローチはあってもこれが正解というものはありません。だから一生探究できるのだと改めて思いました。
(Twitterまとめ)

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