リクエストはしても要求はしない! ~ATレッスン記録~

昨日は2週間ぶりにバジル先生のアレクサンダーテクニークのレッスンにいってきました。
参加者が4人と少人数だったこともあって、たっぷりみていただけたし、他の方のレッスンからも気づくことが多くて、たくさんのことを持ち帰ってこれた気がします。
今日のブログでは、そのレッスンの記録をつぶやいていこうと思います。
①楽器の構え方
「楽器を構えよう」と意気込まずに「荷物を持ってくる」というイメージでやってみる。
<手順>
 ただ楽器に触れる
   ↓
 ただ楽器を握る
   ↓
 ただ楽器を口まで持ってくる
   ↓
 演奏できる状態に準備する(フィンガリング、アンブシュアなど)
②トランペットの吹き方
・唇がマウスピースのどの辺まで入っているか意識する。
 →身体の一部はマウスピースよりも前にいっている。

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・音が鳴らないときに、唇を後ろに引いて無理に音を出さないようにする。
 →「常に前へ」を意識する。
・下顎を張らないようにして、常に「下から上」を意識してみる。
 →首の付け根あたりを軸にして、顎を上に上げる感じで吹く。
   そのための構え方を研究してみる。この時、腕の付け根(鎖骨あたり)から腕を動かすことを意識してみる。

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・だんだん曲を盛り上げていきたいときには、長い音符の途中からヴィブラートをかけていく。
 →それで息が不足したら、その都度供給していけばよい
・自分一人でやってみるときには、やろうとすることを「繊細に意識して」やってみる
 →練習開始7分間くらいを目安にすると、集中力がもつ
③仕事に対しての意識
・やりたいことをやっていないなら、それなりに割り切ってやることも大切。
 →コンテンツに対して興味があれば、どれだけでもしゃべることができる
・プレゼンが上手くいかないときは、「会話」だとおもってやるといい。
 →もし、聴き手に突っ込まれたら「ネタが増えた。よっしゃ!」と思えばいい
 →会話(即興性のあるもの=Jazz)が苦手ならば、台本(譜面)を用意して正確にやればいい
④リクエスト(お願い)はしても要求はしない
「頭が自由になって、身体全部がついてきて…」を自分にお願いすることは大切だけれど、お願いは必ずしも効果とイコールではない(普遍的なものだけれど、万能ではない)。お願いをした結果、必ず良い効果が得られるわけではない。時には「悪いことに気付ける」こともある。悪いことに気付けたら、その原因を探っていけばよいわけだから、どっちみちお願いをしておくことは自分のプラスになることにつなげられる可能性がある。
だから、「お願い」をしても、「要求」はしないようにする。「こんな音を出してみたい」はいいけれど、「この音を出せ」という無茶な要求を自分に対して課していくとだんだんつらくなってしまうこともある。実際は1日の80%は自分に無茶な要求を出していたりもするが、それに気づいたら、「お願い」を思い出して「とりあえずやってみる」ことが大切。
などなど今日もたくさんの収穫がありました!新しい気づきがあると、もっとやりたいって気持ちが生まれてくるものです。せっかく収穫したものを生かしていけるように、毎日少しずつでも「繊細に意識してみる」ことを大切に練習していきたいと思います。

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