何のために音楽をやるのか ~根本と向き合うことで上達する~

「あなたは何のために音楽をやるのですか?」
こんな質問をされたら、どのように答えるでしょうか。
人それぞれ、いろいろな答えがあるかと思いますが、共通して言えるのは「好きだから」というところにあるのではないでしょうか。そこがよりどころになるからこそ、吹奏楽やオケなど大人数で一つの音楽を奏でることができるようにも思います。
私は今、顧問をしている部活の本番を5日後に控えています。また、自分自身も吹奏楽とオケの本番が夏と秋にあります。そんな今だからこそ思うことがあります。
上手くなりたい
もっと吹けるようになりたい
聴き手の心に響く演奏がしたい
上手くさせたい
もっと吹けるようにさせたい
みんなで一つになれた瞬間をつくり出したい
ありきたりですが、こんな風に自分自身への“want to”と、バンド全体への“want to”で気持ちが溢れかえっています。どうしても今の状態よりも良くしたいと思うし、聴き手の心に残る演奏にしたいし、みんなが一つになったと思える瞬間をつくりだしたいと思うのです。
そのためにどうするか
今何をすべきなのか
音楽とどうやって向き合えばいいのか
みんなとどう音楽をつくりあげていこうか
本当は自信もなくて、不安もいっぱいあって、時々どうしてよいかわからなくなることもあります。
でも、上にも書いたように、「音楽が心から好きだということ」、それだけがよりどころでもあり、強みでもあるように思うのです。
目の前にある難題から逃げたくなることもあります
細かいところを合わせるのを諦めたくなることもあります
どうしてもできなくて悔しさだけが残ることもあります
人間だから、どうしても楽な方に逃げたくなるのは当然のことです。でも、やっぱり妥協はしたくないし、下手なりでも、今の自分たちができる最高のパフォーマンスでお客様をもてなしたいと思う気持ちに嘘はない。
やっぱり頑張るしかない。そう思います。
自分の“want to”、みんなの“want to”を実現するためにできることを、一つ一つやっていくしかないのです。
少し遠回りはしてしまうかもしれないけれど、一人ひとりの良さを発掘しながら、自分の強みに自信を持ちながら、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。
(Twitterまとめ・部内通信草稿)

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