ゲーム感覚で上手くなる! ~RPGをヒントに~

部活などで練習をしていると、目の前の決められた課題があって、それが「できるようにならないといけない」という思考から、「できない自分」を責めてしまいがちです。でも、思いついたままにパラパラ吹くんじゃなくて、自分が本当にやりたい音楽をやるために吹くぞって思ってやらないと、ただ好き勝手に吹いてるだけになってしまいます。
ここのところ似たようなことばかりつぶやいていますが、今日も「自己否定」からどのように「自己肯定」にもっていくか、その一例を考えていきたいと思います。
実際に楽器をもって練習できる時間は限りがあります。だからこそ、たまには寄り道したり、遠回りしたりすることがあったとしても、ある程度「今日は何をやろうか」ということをイメージしてから練習に望むことは大切なことです。
でも、計画通りにいかなくても「今日はここまでしかできなかった…」と自己否定せず、「これはできるようになった」という成果を見つけることはもっと大切です。
得意だったり、好きだったりするフレーズは吹いていて楽しいし、自己肯定感を持ちやすいものです。逆に苦手に感じていたり、なかなかできないところは敬遠したり、自己否定に入ってしまう傾向もあるように思います。
しかし、苦手から一向に逃げていても自分のやりたい音楽ができるようにならなかったら、それはそれで自己肯定感を持つことはできないでしょう。
その思考をプラスに変えるヒントが、ドラゴンクエストやファイナル・ファンタジーといったRPGゲームにあるように思います。
RPGでは、「敵」を倒すごとに、その敵の強さに応じた「経験値」を得ることができ、あるポイントまで経験値をためるとレベルアップして、使えるようになる魔法が増えたり、能力が高まったりします。大ボスを倒すためには、できるだけ経験値を積んでレベルアップをしておく必要があるため、あえて強い敵がたくさん現れる場所などに行って経験値を上げます。逆に、残されているHP(生命力)が少なくなっているなど、自分が弱っているときにはできるだけ敵の表れない場所を歩いたり、宿屋で休んで力を回復したりする必要があります。
これを音楽にも当てはめて考えてみます。
自分のやりたい音楽(=ゲームをクリアすること)があって、それを実現するために必要な試練であれば、ゲームでレベルアップするために敵と戦うような感覚で楽しく苦手と向き合っていくことも可能だと思います。それも想定に入れながら、「今日はどんな敵と戦って経験値を貯めるか」と考えて計画を立て、「今日どれぐらい経験値がたまってレベルアップできたか」評価できれば、楽しく上達できるのかもしれないなと思うのです。
また、「楽器をどうも吹く気になれないな」とか「なんだか音楽に乗れないな」と思ったときは、思い切って休養をとることも必要なのかもしれません。
このように考えてみると、日々の練習の積み重ねも「自分がやりたい音楽のためなのだ」というプラスの思考サイクルに持っていきやすいように思います。
「しなければいけない練習」を「今日は何をやりたいかな」と考えて、「やりたい練習」にしてしまえば楽しくなります。このプラスの思考のサイクルをうまく作って、楽しく練習していきたいものです。
(Twitterまとめ)

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