人に言うと驚かれることも多いのですが、私は小さい時からとにかく「本番」とよばれるものが苦手です。 本番前日には眠れなくなるし、朝は早く目覚めてしまうし、本番の時間が近づくにつれて胃は痛くなるわ、吐き気はするわで、ステージ … 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: アレクサンダー・テクニーク
自分の歌をうたう!
先日、大学時代お世話になった北村源三先生のリサイタルを聴きに行ってきました。 源三先生の演奏は、「魂の叫び」というか、トランペットを演奏するというよりも、トランペットを使って心の丈を歌っているようで、今まで音楽に懸けて生 … 続きを読む
観察するということ
自分自身を成長させたり、教えるという立場に立って誰かに何かを伝えようとするとき、大事な要素として「観察する」ということがあげられます。 どんなに有名な人がやっていることであっても、どんなに一般的なことであったとしても、そ … 続きを読む
顎が自由に動けると、演奏が楽になる!
昔から、少し長いフレーズを吹き続けていると、息が詰まって唇の横から空気が漏れ出す現象に悩まされてきました。一度マウスピースから唇を離すと普通に直るので、そこに注目して観察していたら、吹いていると顎が固まって、上下の歯を食 … 続きを読む
親指も仲間に入れてあげる!
先日アレクサンダー・テクニークの授業でフィンガリングについて見て頂く機会がありました。以前も記事にしたように、私は速いパッセージになるとパニックになるほどフィンガリングに苦手意識があります。 《過去記事》 苦手モードから … 続きを読む
苦手モードから脳を解放して、速いパッセージを吹けるようにする!
私は昔から速いパッセージがものすごく苦手です。 小学生の時にはすでに、周りの友人がパラパラ吹けているパッセージを、いくら練習してもできるようにならず、「速いパッセージコンプレックス」を持っていました。高校生になる頃には、 … 続きを読む
タンギングの練習に行き詰ったら…
よく生徒から「タンギングができないんですけど…」「どうしたらタンギングがうまくなりますか?」という質問をされることがあります。 でも、かくいう私も、タンギングには苦手意識があります。 今日は、自分の経験やレッスンで教えて … 続きを読む
必要な力を積極的に使うことで脱力する
「必要な力を積極的に使うことで脱力する」 などと一見矛盾している上に、大それたタイトルをつけてしまいましたが、最近「力が入ってしまって」「脱力できなくて」という相談を受けることが多いので、どのように考えたらいいのか、自分 … 続きを読む
燃費よく楽器を吹くために考えたいこと
以前、あるプロ奏者の方に「息は止めて吹く」という話を聞いたことがあります。 何となく言いたいニュアンスは分かったのですが、さすがに息を止めたら吹けないでしょと思うところもあって、どういうことかなとずっと考えていました。 … 続きを読む
「成功体験」はプラスにもマイナスにもできるもの
先日、アレクサンダーテクニークの授業で「成功体験」について考える機会がありました。 成功体験は本来プラスにはたらいていくものだと思います。でも、その成功体験が自分の足かせになって息苦しくなってしまうことも確かにあるような … 続きを読む