諦め悪く、好きなことに打ち込むこと。

「諦めが悪い」と言うと、なかなか前に踏み出せない後ろ向きな印象を受けますが、「一つの物事に執着して究めようとしているのだ」と考えてみると、それを原動力にして前にどんどん進んでいく格好良さを感じます。そんな職人のような生き方ができたらいいなぁと思います。
諦めの悪さは、時として思考を止めてしまうことや人生を遠回りさせることもあるかもしれません。でも、すぐに諦めてしまったら、本当にやりたいこと、なりたい自分に近づいていくこともできないような気がします。心から「これだ」と思ったことがあったとしたら、頑張りを貫くことが大切だと思います。
もしかしたら、結果として「これだ」と思っていたものに見放されてしまうこともあるかもしれません。その結果、立ち直れないくらい落ち込んでしまうこともあるかもしれません。でも、そこで頑張ってみたという事実、そして究めようと試行錯誤してみた過程は必ず次に活かされると思います。失敗をしてもいい。大切なのはそこから何を学ぶことができるか。こだわりを持ってやったことだからこそ得られることがあるのだと思います。とにかくやってみないことには始まりません。
順風満帆ではないかもしれないし、人よりものすごく時間がかかることもあるかもしれません。でも、大切なのは自分の中にある「やりたい」「なりたい」「好きだ」という気持ちに正直になって進んでいくことのような気がします。そうやって自分の気持ちを大切に生きていけるのは自分だけだからです。
自分のやりたいこと、好きなことをすることは悪いことではありません。人に遠慮することも、自分の気持ちを押さえ込むこともありません。だったら、自信をもって思いきり打ち込めばいいのだと思います。誰にもそれを阻止する権利はありません。自分の気持ちに正直に、諦め悪く、好きなことに打ち込んでいきたいものです。

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