今日は、顧問をしている部活の卒業生の集まりに混ぜてもらってきました。自分と同年代の方々でしたが、今も音楽を続けていらっしゃる方もたくさんいたり、現役の頃の話で盛り上がったりしていて、やっぱりいろんな思いを共有してきた部活の仲間っていいものだなと改めて思いました。大切にしたい繋がりです。
部活というものは、いろんな考えを持っている一人ひとりの集団ですから、どうしても揉め事は避けられないのかもしれません。でも、その中で譲り合ったり、他の人の意見を受け入れたりする中で、自分自身を広げていくことができる場であるような気もしますし、絆も強いものになるような気もします。
もちろん、ただ揉めればいいというわけではないですし、ただの傷つけ合いになってしまってはいけないと思います。でも、同じ目標のもとに、あーでもない、こーでもないと言いながら考え、努力した日々は、人生の中でかけがえのない時間になるような気がします。そういう時間を大切にしたいものです。
部活は強制されるものでもないですし、本当に辛すぎてどうしようもない時には辞めるという選択肢もあっていいものだと思います。苦しさを潜り抜けなければ達成感を得られないということもありません。ただ、好きだという気持ちを互いに尊重できる場ならば、大切にしていきたいところだと思います。
好きという気持ちがあれば、誰も排除する権利はありません。誰もが楽しむことのできる場としての部活があってよいのだと思います。人それぞれ求めるところは違うかもしれませんが、そのメンバーでしかつくれない音楽があります。それがどんなものなのか、皆で探していくのもよいのではないでしょうか。
一人ひとりに長所があるように、それぞれのバンドに良さがあると思います。目先の結果だけにとらわれることなく、その良さに注目して、メンバー一人ひとりが自分の思いを出しきることができる環境がつくれたら、きっと部活はもっと楽しいものになっていくような気がします。
そのような時間を積み重ねていく中で、かけがえのない仲間をつくっていけたらいいなと改めて思う時間でした。
お誘い頂きありがとうございました。