合奏の雰囲気を明るくするには

合奏をしていて、だんだん全体の雰囲気があまり良くない方向に進んでいってしまうことがあると思います。特にコンクールの時期、1曲を細かく繰り返し見ていくことが続いたり、前に立つ人が過剰にダメ出しを続けたりすると、その傾向は強くなるかもしれません。
合奏の雰囲気を明るくするには、まず前に立つ人が笑顔でいることが大切だと思います。人間の脳にはミラーニューロンというものが存在し、見たものをあたかも自分が行っているかのように認識することがあります。ですから、前に立つ人が機嫌が悪かったりすると、鏡写しのように全体の雰囲気も崩れてしまうということはよくあることです。
前に立つ人も人間ですから、常に笑顔でい続けることは難しいことかもしれませんし、音楽的に笑顔ではおかしいところももちろんあると思います。でも、できる限り笑顔でいること、前に立つ人が率先して音楽を楽しんでいる姿を見せることは大切なことだと思います。
そのためにも、誰よりも元気に声を出していくこと、誰よりも力一杯表現することを常に意識していたいところです。
指導者の本気が見えなければ、生徒はついてきません。
授業でも部活でもいつも忘れずにいたいものです。

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