からだ全体を使って音楽を感じること ~リトミックを練習に取り入れる~

昨日の部活で、緒形まゆみ先生の実践を参考に、リトミックのような事を練習に取り入れてみました。
①ピアノのリズムに合わせて、足踏みをしてみる
 →全音符、2分音符、4分音符、8分音符、3連符、シンコペーションのリズムなどをやってみました。
②6人1組になって、足を延ばした状態で円をつくって座り、1人がピアノのリズムに合わせてその間を回る
 →こちらのピアノの弾き方が慣れていなくて、あまり上手くいきませんでしたが、盛り上がっていました。
③2人1組になって、1人が曲(コンクール自由曲)に合わせて身体を動かし、もう1人は鏡のようにして真似る
 →それぞれのコンビによって個性が出ていました。どうすればよいのか迷った子たちもいた気がします。
はじめは体でリズムやテンポをつかむのは難しそうでしたが、次第に表情が明るく、笑顔で楽しそうになっていったのを見て、こうして体全体で音楽を楽しむことができたらいいなと改めて思いました。
やっぱり楽器を演奏するということは、上手い下手関係なく歌うことから始まるように思うし、体の中から涌き出てくる鼓動や感情が表現につながっていくと思います。歌ったり動いたりすることが自然に楽しめるようになると、奏でる音楽も自発的で、積極的なものに変わっていく気がします。
私もそうだったのですが、声に出したり体を動かしたりするのが苦手な子も中にはいます。そういう子達にとって歌ったり、リトミックをしたりというのは、もしかしたら苦痛になるかもしれません。
だからこそ、失敗したりできなかったりすることをダメなことだと思わないで、思いきり表現できるような雰囲気をつくりたいと思います。
まずは自分が心から音楽を楽しんで、歌うこと、体全体をつかって楽しみを表に出していくことからはじめたいところです。「やってみたら効果がある」とか結果に期待するのではなく、ただ楽しいからやりたい、その想いを引き出せるように、工夫していきたいと思います。
その積み重ねがきっと、音楽を愛する心を生み出すように思います。子どもたちが、音楽を楽しみ、心から好きになってもらえるように、今日もまた頑張っていこうと思います。
※緒形先生の取り組みについては、下記のDVDが参考になるかと思います。
http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd7308

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