はじめての譜面と向き合うときに大切にしたいこと

ちまたの吹奏楽部では、ようやく自由曲が正式に決定し、本格的に譜読みを始めるところもあるのではないでしょうか。
曲をつくっていく上でまず大切なのはソルフェージュが出来るようになることだと思います。
自分のパートを声に出して歌えるかどうかはとても大切なことです。もし可能ならば、「階名唱」を実音でできるようにしておくと、音程感はもちろんのこと、歌合奏をすることで音に対する意識がそろっていくところは大きい気がします。
声は自分自身でつくれる楽器。
まずはそこをきちんとかためていきたいところです。
次に大切なのはスコアリーディングをすることだと思います。
指揮者はもちろんのことだけど、奏者もスコアを読み込み、最低限メロディーラインと伴奏の役割を分かることは大切なことです。自分の役割を全体の中でいかに理解していくか。そこで曲の仕上がり方は大きく変わります。
メロディ、伴奏、対旋律などのグループ分けをし、自分のパートと同じ動きをしている楽器が何かを把握すること、決めどころの和音がどのような構成になっているか調べてみること。少し大変な作業ですが、曲を理解し、「こう演奏したい」という気持ちを高めていくにも有効的な方法だと思います。
ここまでができていれば、後は頭の中にある音楽を実際の音に変えていく練習をするだけ。
まずはこの二つを個人でどこまでできるかが、全体の仕上がりを大きく向上させるかどうかの指標になるかと思います。私たちの部活でも頑張って取り組んでいきたいと思います。

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