頭を固めてしまわないために ~ATレッスン記録~

今日はプロコースに入学を決めて初めてのBodyThinkingレッスンでした。骨盤、股関節、 大腿骨の動きについて少し難しい面もあったけれど詳しく学ぶことができました。
いろいろ印象的だったこともあったのですが、一番心に残ったのは、「重心を落として」といった指示に対して頭が固まって、体を自由に使えていない生徒がいたらどのように声をかけるか、という話です。
自分自身もそう言われてきて、かなり骨盤回りや足を固定してしまう癖があり、そのロックを解除したらとても自由に吹けるようになったので、とても興味深くお話を伺いました。結論としては「頭と脊椎の関係をお願いして、抗重力のはたらきに協力する」ということなのですが、子どもたちに伝えるときには、これをもっと噛み砕いて説明できたらなと思いました。
どんな物体でも重力に引かれている半面、逆向きに同じ大きさの抗力がはたらいているからこそ、その場に静止していることができます。そこに重力方向への力をわざとかけてしまったら、確かに首が固まり、その結果体全体が固まり、呼吸もしづらくなってしまいます。だからといって全身ふにゃふにゃでも体を支えることはできません。
上に引っ張られるような感覚を持ちながら、内蔵を持ち上げるようなイメージで息を吐くようにすると自分は吹きやすいのですが、あくまで感覚で終わってしまっていて、それを実際に人に伝える難しさを改めて思い知らされました。
普段の授業も同じことが言えます。自分が分かっていることをいかに噛み砕き、いろんな言い方で説明することができるか。そのための準備を入念にできるかが問われてきます。
まずは知ること。そして、理解すること。そこからしか始められません。まだまだ学ぶことだらけだけれど、その分自分自身も成長できるということだと思って頑張っていこうと思います。
今日もありがとうございました!
(Twitterまとめ)

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