音の中身をしっかり鳴らす ~Tpレッスン記録~

昨日はラッパのレッスンでした。
昨日もアーバン教本を中心にみて頂きました。
輪郭のはっきりした音が出せずに苦戦したけれど、「きれいな音のイメージは忘れて汚くてもいいからペンキをベタに塗るように吹いて」と言われたら、少しだけ近づくことができました!
こうやっていろんな吹き方ができれば表現の幅が広がります。そうすれば、もっとやりたいことにも近づけます。
ちょっとしたことなのだろうけれど、演奏をする上でちょっとしたイメージの持ち方を変えるだけで音色も表現することも大きく変わることがあるものです。
それだけに、「今どう奏でたいか」「そのためにはどんなイメージが必要か」をよく考えてみることも大切だと思うと同時に、こうやって引き出しを増やしていきたいと思いました。
それにしてもアーバンはバイブルと呼ばれるだけあって奥深いです。
高校の頃から何度もやっている練習曲でも、どう目的を立てるかでその使い方はだいぶ変わってくるし、身に付けられるものも違います。
今こうしてまた0からやり直していくことで、また新たなアーバンと出会えたような気がします。
★長音階 1
・初めの8分音符は16分音符+16分休符と考える
・息の流れはそのままで、息圧は高めたまま、舌で区切ってスタッカートにする。音の中身が聴こえるようにする。

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※1→17→23→29→36→→42→44(以上フラット系)→63→57→51→45(以上シャープ系)のように全音階さらう。
★半音階 1
・はじめはゆっくりから正確にさらう。
・ブレスコントロール、ピストンをしっかり押す、テンポ感などに気を付けて練習する。
・下降形の時、身体も一緒に下がっていかないように気を付ける。
 →音が下がっていくときは体は上に上がっていって±0になるようにイメージしてみる。
※1~4は基本的な練習、5~は音楽的に演奏するためのもの
★跳躍の練習 1
・音を短くした分走らないように気を付ける(特に下り)
・スタッカートを吹く時の注意点を忘れないようにする。
★トリプル・タンギング 1
・息の流れが舌を動かしているというイメージを持つ。
・腹話術のように舌先で「K」もどきの発音ができるようにする。→「ki」「kyu」のような感じ
 →奥の方で発音をすると、シラブルが変わってしまい、音がひっくり返る可能性が高まる

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いずれにせよ、今自分に足りないのは「楽器のツボでよく響く音を鳴らすこと」です。
決して内に向かう力や根性で吹くのではなく、もっと開放的に外向きの力をうまく活用していけるようになりたいと思います。
音色も上達も気持ちとイメージ次第。せっかく掴みかけたものを生かせるようにまたラッパと恋人生活を送理たいと思います。

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