自分の歌をうたう!

先日、大学時代お世話になった北村源三先生のリサイタルを聴きに行ってきました。 源三先生の演奏は、「魂の叫び」というか、トランペットを演奏するというよりも、トランペットを使って心の丈を歌っているようで、今まで音楽に懸けて生 … 続きを読む

観察するということ

自分自身を成長させたり、教えるという立場に立って誰かに何かを伝えようとするとき、大事な要素として「観察する」ということがあげられます。 どんなに有名な人がやっていることであっても、どんなに一般的なことであったとしても、そ … 続きを読む

音楽は「流しそうめん」のようなもの

「ミスはダメなことではない」「失敗しても地球の終わりは来ない」といったことを書くと、「音楽はそんなに中途半端なことではない」「適当にやることを推奨しているのか」とお叱りを受けることもあります。 もちろん、中途半端にやった … 続きを読む

顎が自由に動けると、演奏が楽になる!

昔から、少し長いフレーズを吹き続けていると、息が詰まって唇の横から空気が漏れ出す現象に悩まされてきました。一度マウスピースから唇を離すと普通に直るので、そこに注目して観察していたら、吹いていると顎が固まって、上下の歯を食 … 続きを読む

親指も仲間に入れてあげる!

先日アレクサンダー・テクニークの授業でフィンガリングについて見て頂く機会がありました。以前も記事にしたように、私は速いパッセージになるとパニックになるほどフィンガリングに苦手意識があります。 《過去記事》 苦手モードから … 続きを読む

先生主導で生徒を服従させる方法では、長続きしない!

コンクール前、「先生が何目指してるか分からないんですけど、どうしたいんですか?!」と生徒に言われたことがあります。 その時はどうやら「みんなで金賞目指して頑張るぞ!」というような熱血先生に何でなってくれないのか、という思 … 続きを読む

音を外す?当てる?

トランペットは目立つ楽器です。それだけにカッコよく決めるとヒーローにもなれるけれど、破壊力や影響力も大きいが故に、音を外すとこの世の終わりのような気分になることもある気がします。 自分もトランペットを初めて30年近くなり … 続きを読む

「できていないこと」=「ダメなこと」ではない!

先日、「ダメ出しは頑張っている人を無気力に追い込む力を持っている」というツイートをしたところ、かなりの反応をいただきました。それだけ理不尽な指導に対する関心を持っている人が多いのだということを痛感しました。 「ダメ出しの … 続きを読む

その練習、マンネリになってませんか?!

吹奏楽部の練習でたまに見かけるのは、「これをやってからでないと曲練習に入ってはいけない」という『練習メニュー』が決まっていて、それを必死にこなそうとしている部員の姿です。 確かに運動部では、顧問の先生が ランニング グラ … 続きを読む

「あの時」の自分が頑張れるなら、今の自分も頑張れるはず!

「あ~、あの時もっとこうしておけば良かった(>_<)」 と後になって悔やむことはないでしょうか? でも、タイムマシンがあるわけでもないし、残念ながらその時の自分に戻ってどうにかすることはできません。 今日はそ … 続きを読む