このブログでは主に音楽関係のことを書いていますが、私の本業は理科の教員です。大学では化学を専攻し、日々実験やレポートに追われる日々を過ごしていました。 本格的に実験が始まったのは大学2年の時でしたが、その時、同じ学科の先 … 続きを読む
カテゴリーアーカイブ: 吹奏楽
自分で背負うのは自分のことだけにしよう! ~中高生のリーダーたちに向けて~
先日のブログでも少し触れましたが、新学年になって、新しくリーダー的な役割に立つことになった中高生も多いことと思います。 私自身も経験がありますが、ともするとリーダーは孤独です。自分がいくら頑張ってもみんなが分かってくれな … 続きを読む
金管楽器をどう鳴らすか ~初めての音出し~
今まで初めて楽器を手にする生徒に金管楽器が鳴る原理を説明するとき、私は次のように説明してきました。 「2枚の紙の間に息を吹き込むと振動して音が鳴る。でも、ピンと張りすぎていても鳴らないし、緩めすぎていても鳴らない。ちょう … 続きを読む
辛く厳しくないと吹部じゃない?! ~楽しく厳しく上達するために必要なこと~
音楽でも何でも、一定できるようになるにはそれなりの努力が必要です。なかなかできるようにならないことでも、「できる」ということを信じて、「できた自分」をイメージして練習を重ねていくことは絶対に必要な事だと思います。 でも決 … 続きを読む
コンクールメンバーの選出について思うこと
コンクールメンバーをオーディションで選抜する学校も多いと思う。私自身も高校時代はそれに近いものがあった。コンクール直前に部室にメンバーが貼り出される。その紙を見て、一喜一憂したものだ。 1年生のとき、A組のメンバーに選ば … 続きを読む
まず自分が「~したい」と思う気持ちを大切に奏でること
音楽でも何でも、相手がどう受けとるかを想像して伝えようとすることは大切だけれど、どう思われるかを気にしすぎて自分を見失ってしまっては、本当に伝えたいことが何か分からなくなってしまうこともあるものです。 あくまでどう受け止 … 続きを読む
自分にとっての吹奏楽指導とは? ~JBCに参加して~
今年も浜松で行われた日本吹奏楽指導者クリニックに参加してきました。細かいレポートはまた改めて書いていこうと思いますが、記憶の新しいうちに感想をまとめておきたいと思います。 プログラムの中で特に印象的だったのは、羽村一中と … 続きを読む
部活動のあり方について考える④ ~指導者のスタンスはあくまで「学習者」であること~
最近、Twitterのタイムラインに顧問の暴言や理不尽な指導などの話題が流れてくることが増えてきたように思います。その度に「そういう先生たちばかりではないのにな」とと悲しい気持ちになるものです。 そんな自分も生徒のことを … 続きを読む
「正しいアンブシュア」は存在しない! ~アンブシュアについて考えてみたこと~
はじめにお断りしておきますが、私はプロのトランペット奏者ではありませんし、専門的に音楽を勉強した人間でもありません。ただ今までトランペットをやってきて、自分や周りの方々を見ていたり、自分なりに勉強して「今」感じていること … 続きを読む
大切なのはどうやって達成できるかを考える「前向きな態度」 ~青学大陸上部 原晋監督の講演を聴いて~
青山学院大学理工学部創立50周年記念講演会、シリーズ第一弾は箱根駅伝で優勝した陸上競技部長距離ブロックの原晋監督。ということで、理工学部卒業生としては聴きに行かねば!と相模原キャンパスまで行ってきました。 演目は「箱根駅 … 続きを読む