吹奏楽を通して人を育てていくこと ~明星大学楽友会吹奏楽団の練習を見学して~

昨日は明星大学学友会吹奏楽団の練習見学にいってきました。
音楽監督は羽村一中でも教えられている玉寄先生。今日は玉寄先生の合奏ということで非常に楽しみにしていましたが、期待を裏切らず、本当に勉強になり、明日からでも実践したいことがたくさんでした。
練習の仕方はもちろんのことですが、何よりも玉寄先生の学校吹奏楽、そして教育に対する考えにすごく共感したし、学生さんたちの明るさ、真剣さにとても刺激を受けました。部活動、吹奏楽を通して生きていく上での総合力を身に付けること、自分も心がけてやっていきたいと思いました。
中高の部活で燃え付き症候群をつくってしまうのではなくて、生涯を通して音楽を楽しむことができるような指導をすること。
学生・生徒一人ひとりとの対話を大切にして、子どもたちが主役の部活をつくっていくこと。

どれも自分が目指したい吹奏楽部の姿だったりします。それだけに感激いっぱいでした。
技術面では、アーティキュレーションを揃えること=具体的な音のイメージを統一すること、というのが印象に残りました。それだけで音程合わせをわざわざしなくてもカデンツが美しく響きます。大事なのは美しく響きのある音で、チームとして奏法を統一していくこと。それが実感できる合奏でした。
また、玉寄先生に「佐渡裕さんの講習会でも言われたのだけれど、楽器を吹ける指導者はどんどん吹いた方がいい。その方が一発で子どもたちは理解する」ということを言われ、そういえば北村源三先生にも「自分が合奏するときには横にいつもラッパを置いておけ」と言われたことをおもいだしました。
自分自身も指揮法だけでなく、曲の分析をしっかりしたり、音楽についてもっと学んだり、ラッパの腕もどんどん磨きながら、子どもたちに「こうやってごらん」という手本が示せるように頑張っていかなければなと改めて思いました。
こんなに素敵な機会を与えてくださった明星大学学友会吹奏楽団の団員のみなさま、玉寄先生、そしてコーディネートしてくれた学指揮の長門君 (@musiclife_EOCO)、本当にありがとうございました!
本当に素敵な出会いとなりました。これからも、この縁を大切にしていきたいと思います。

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