自己否定を止めれば、自己肯定になる ~ATレッスン記録~

BodyChance音楽プロコース、2014年度最後の授業はバジル先生のBody Thinkingの授業でした。
3学期からプロコースに入り、みなさんの探究心と熱心さに圧倒されっぱなしでしたが、自分でも少しずつ体や心の使い方が変わってきたような気がします。何よりここに来ると、音楽と純粋に向き合えることが収穫でした。本当にありがたいことです。
今日の授業もすごく勉強になりましたが、中でも一番心に残ったのは「自己肯定は元からあるありのままのもの、自己否定は人工物。だから自己否定をやめれば、そのまま自己肯定になる」という話でした。
自己肯定は向上心のあるものであり、ただのひけらかしナルシズムとは違う。謙遜・謙虚は他者尊重であり、自己否定とは別物だということ。つい日常生活の中では謙虚に振る舞うことが、自己否定とつながってしまうことが少なくないような気がします。他者を尊重することはもちろん大切なことだけれど、それで自分を卑下してしまい自分のことを大切にできなければ、他者を本当の意味で大切にすることはできないようにも思います。
本来、音楽は人を幸せな気持ちにさせることができたり、勇気づけられたりするものだと思います。だからこそ、それを奏でる人が不幸だったら、聴いている人に伝わってくるものはマイナスな印象になってしまいます。自己満足は決して悪ではない、それが人を幸せにするための原動力になる気がします。
まず奏でる人が幸せな気持ちでいること。失敗や人の陰口を恐れて萎縮し、奏でたい音楽を奏でられなかったら元も子もありません。いきなり無意識のうちに自己肯定はできないかもしれないけれど、少しずつ自己肯定にもっていくシグナルを脳に送り続けて、もっと楽しく幸せに音楽と関わっていきたいです。
もうすぐ部活は定期演奏会。
最後の最後までみんなが奏でたい音楽を伸び伸び奏でられるように、学んだことを早速活かしながら、一人ひとりをサポートしていきたいものです。
(Twitterまとめ)

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