誰もが「自分」を変えるチャンスを持っている

誰にでも自分自身を変えるチャンスはあります。
そのチャンスに出会ったときに、躊躇してしまうか、思い切って一歩を踏み出してみるかは、その時の自分自身のおかれている状況にもよるでしょうし、周りの影響も大きいような気がします。
でも、自分を変えるも変えないもその人の意志次第です。
「変わる」というと一大決心のような気もするかもしれませんが、ちょっとした意識の変化だけでも「変わった」うちに入ると思います。ある事柄について、本当に「変わりたい」と思って行動し始めたら、それはすでに新しい自分との出会いが始まっているのと同じことです。ほんの一瞬の決断で人は変わることができるのです。あとは、それを継続し、さらに発展させる努力を続けるだけで、その変化が大きくなり、変化後の自分を手に入れることができるだけの話なのだと思います。
そのためにも、高いゴール(目標)を見つけて、それができた時の自分をイメージすることが大切です。そしてそれを達成するためのアイディアを探しながら実践してみること、納得がいくまでチャレンジすることが自分自身に問われてきます。それを続けられたら、きっとなりたい自分になれるはずです。
いつまでも居心地の良い現状や過去ばかりにとらわれていたら、それ以上の成長は見込めません。
もちろん変わることだけが良いことではないけれど、もしほんの少しでも自分の中に変わりたいという欲望があるのなら、全て捨ててでも飛び込む勇気が時には必要なのかもしれないなと思います。
でも、人の気持ちは自分のコントロール外です。
だから、そこを分かってもらえないからとイライラしたところで互いのためにはなりません。指導をするときにも、決してそのことを忘れてはいけないのだと思います。なぜなら、うまく行くための道筋はたくさんあるはずであり、人によってその進み方は異なるものだからだと思います。
自分の持っている引き出しがたくさんあればあるほど、いろんな視点からアドバイスをすることはできるかもしれません。でも、何を選び、実践していくかは相手の意思次第であって、自分がどうこうできるものではありません。たがら、思い通りにならないからといってイライラする必要もないわけです。
思い入れが強いほど、思い通りになくてイライラしたり、見返りを求めてしまったりすることもあるけれど、それは筋違いの話です。あくまでそれは自分の思い入れであって、相手が求めていることだとは限りません。そこを勘違いしてはいけません。
本当に相手のことを大切にしたいと願うならば、相手の気持ちを受け止めて尊重することが大切です。
誰にも誰かの意思を否定する権利はありません。だからといって、相手に合わせて自分の意思を曲げることもありません。互いに大切だと思える人であればあるほど、気持ちをぶつけ合って互いを高め合える関係をつくれたらいいと思います。
その中で、少しでも自分が考えていることや自分の想いが相手に伝わって、相手が本当にそれがいいと選んでくれたら、それはそれで良いわけですし、自分自身も相手のいいところから学び、自分のものにできたら、人間としての度量を豊かにすることができると思います。
人と関わる中で、自分をより成長させていくにはどうすればいいか。
ある意味自己中心的に思えるかもしれませんが、その想いが一本貫かれている人は、とても魅力的だし、人を惹きつける力を持っているように思います。まずは自分磨きをすること、自分が変わっていくこと。それが、集団をより良いものにしていくための第一歩になるかもしれません。
(Twitterまとめ)

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誰もが「自分」を変えるチャンスを持っている” への2件のコメント

  1. 昨日はコメントの返信ありがとうございます。
    今らっぱのチューニングΒ♭が出なくて音域が狭いため音域を広げる練習法をアーバン(教則本)から教えて欲しいです

  2. ご質問ありがとうございます。
    私はあくまでアマチュア奏者ですので、的確なことを申し上げられないかもしれませんが、今まで出会ってきたケースを元にお話しできることをお答えしようかと思います。
    音域を広げる練習としては、アーバンをそのままやるというよりは、次のような練習をすると効果的かと思います。(つづく)
    ①ゆっくり半音階で上って下りてくる
    →初めは2度からはじめ、徐々に頂点の音を高くしていく
    →頂点の音に向かって発音を「o」から「i」に変えるつもりで口の中の容積を狭め、息の圧力を高めていく
    ②リップスラー
    →これも徐々に頂点の音を高くしていく
    →音が変わらなくても無理に出そうとせず、舌のセッティングがどうかを確認するようにする
    ③ノーアタックで音を出す練習
    →いくら息のスピードが速くても、唇が振動していなかったら音にはなりません。だから、下のB♭から半音ずつ、ノーアタックで当たるかを確認してみます。
    →ノーアタックで楽器のツボをつかむことができれば、ソルフェージュも振動もできているということなので、他に要因があるように思います。
    ぜひ私の師匠である荻原明先生の「ラッパの吹き方」ブログ、バジル・クリッツァー先生のブログなどもご覧いただけるとヒントがたくさんつまっているかと思います。
    ちゃんとしたお返事になっているか分かりませんが、ご参考になりましたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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