本番の緊張を音楽のために使うには ~2日間の本番を終えて~

この2日間、まさかの所属オケの本番が連続でありました。
2回の本番を終えて改めて思い知ったことは、「集中することの大切」さです。「上手く吹かなきゃ」といった雑念や、身体的・肉体的な疲労はそのまま演奏に悪い形で表れてくるように思います。
だからこそ、音楽だけに集中できるように、ゆとりを持てるまでやり尽くすこと、どこかで理想と現実を割りきって、ありのままの自分を受け入れることも大切なのかもしれないなと思いました。
本番で緊張するのは当たり前のことです。そして震えてしまうのはそれだけのエネルギーがあるということです。そのエネルギーをすべて楽器演奏に注ぎ込んで音楽をやれれば、間違えようと外そうといいんだと思えるか。そこに至れない余計なプライドや下らないこだわりが邪魔をしているような気がしてなりません。
今、自分がおかれている環境は、何も自分だけで生み出したものではありません。自分の力なんて最後のひと押しくらいで、本当はいろんな人の力に支えられ、持ち上げられて今の自分があるようにも思います。だからこそ、常に感謝の気持ちを持つこと。そして、謙虚に振る舞うこと。自尊心をもちつつも、そういうことは大切になってくるように思います。
それが自然に受け入れられるようになれば、過剰な責任感を感じることもないし、素直に音楽を楽しめるようになるのかなと思います。
今の自分には、まだそこが欠けている気がします。
自分にとって音楽がどれほど大切なものなのか。どれだけ好きで、奏でたいと思う音楽を純粋に目指しているのか。
もう少し問いかけてみたいと思います。
(Twitterまとめ)

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