自分で動けるまでの道筋を示す ~今自分にできること~

ちょうど今週は県大会シーズンです。
何だか羨ましくもあり、でもそのための土台づくりを今から積み重ねていって、来年こそは!という思いもありつつ、今日も文化祭に向けての練習です。先日の知人の合奏のお陰もあり、「鳴らそう」「意識し続けよう」という気持ちはみえるようになってきました。
まずは自信を持つこと。
そして自信を持つためにも、一つ一つ出来るようになったことを自分で認めること。
常に聴き手のことをイメージして、奏でたい音楽に近づくためにチャレンジをし続けること。
そんな気持ちをサポートしながら、音楽的にも成長できるように基礎力を養っていきたい。
細かいことですが、まずは楽器本来の豊かな響きで鳴らせるようになること、自分の譜面を歌えるようになること、音価をそろえること、聴き合う耳を養うこと、そういった地道なところをかためていくしかありません。
それをどう能動的に取り組めるか。その仕掛けづくりとサポートが求められているように思います。
やっぱり頑張っている子どもたちが「音楽やってて良かった」と心から思える瞬間を増やしていきたいし、「ずっと音楽を続けていきたい」と思う子どもたちを増やしていきたいと思います。
だから、向かっていく先やそこに向かうための道筋が分からずに途方にくれさせてしまっては申し訳ないし、悔しい。やるしかないと思うのです。
理想は自ら考えて自分から動けるようになることです。
能動的に音楽をつくりだせるようになることです。
でも、そこまで行きつくためには、ある程度道筋を示したり、方法論を教える必要があります。考え方の根っこは曲げないつもりです。でも、目の前の子どもたちに合わせて柔軟に指導方針は対応させていく必要があると思っています。
今は土台づくりを大切にする時です。
だからこそ、感じていることを引き出しながらも必要なことを教えていく必要があります。
何の手がかりもなしに放り出すのは自主性を重んじるという名ばかりの責任放棄でしかありません。
本気でやりたいという気持ちにさせる。それも指導者の仕事のような気がしてなりません。
そして、共に道を切り拓いていく責任があるのです。
そんな思いを胸に、今日も頑張っていきたいと思います。
(Twitterまとめ)

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