頭と体を自由にする ~アレクサンダーテクニークを体験して~

先日、バジル・クリッツァー先生のアレクサンダーテクニークのレッスンを受講してきました。体の使い方一つで見る見るうちに音が変わっていくのが分かって感動!!
脱力だけじゃなくて、必要なところには必要なだけの力を入れることも大切。これは大学時代から北村源三先生にもずっと言われてきたことですが、他の参加者の方のレッスンを見学する中でも改めて実感しました。
確かに、金管楽器は唇の振動を楽器に伝えてこそ鳴るものだから、口の周りの支えとプレスは思っている以上に必要です。また、歯並びや楽器の特性からいって、必ずしもまっすぐに構えなくてもいいとも言えます。お腹で支えようと思って必要以上に下半身で踏ん張ってしまうことで、せっかく自分が持っているエネルギーが逃げていって楽器演奏に反映できないこともあります。
日本の吹奏楽指導の現場では「プレスはするな」「息をとにかくたくさん吸え」「姿勢は真っ直ぐ」「重心を下に」といわれることが多いように思います。でも、先日のレッスンを受けて改めて、「××しちゃいけない」「○○しなくてはいけない」という思考から、「○○するために、△△してあげる」という思考に変えていくことで、こんなにも楽に上手に演奏ができるようになるのだということに感動しました。
子どもたちはまだまだ伸び盛りで、いろんなことを吸収したり、柔軟に工夫できる力をたくさん持っています。だからこそ指導するときには、一方的に決めつけたり、理由を言えない指摘をしたりせずに、一人ひとりの状態に合わせた指導ができるように心がけたいなと思いました。
(Twitterまとめ)




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