練習はいつも本番のつもりで! でも失敗を引きずらない!

今回のテーマは、練習のための練習にならないようにするにはどのような心構えが必要かということです。
新年最初の部内通信からそのまま抜粋の形になってしまいますが、とりあえず載せておきたいと思います。
————————————-
明けましておめでとうございます。今年も頑張っていこう!
なかなか順調な出だしですよ!
新年の部活が始まって2日が経ちました。みなさん調子はどうですか? 昨日、今日と基礎合奏をやらせてもらった印象では、久々にしては一人ひとりしっかりと音を鳴らすことができていて、倍音も含んだ豊かな音色をつくることができていたように思います。これも、今までみなさんが日頃から基礎を大切に練習を積み重ねてきている成果だといえると思います。
「もっとできる!」という貪欲(どんよく)さを持とう!
あえて言うとすれば「もっとできる!」という貪欲さを一人ひとりが自ら持てるかどうかでしょうか。「もっと出せるよ」「もっと息を入れて」という呼びかけに対して、どんどん反応していく力はあると思うのですが、せっかく出せるいい音を最初から出せない人がまだまだ多いように思います。それが『音の立ち上がりの悪さ』や『表現力』というものにつながっているような気がします。
練習はいつも本番のつもりで! でも失敗を引きずらない! 
では、『音の立ち上がりの悪さ』や『表現力』というものは、どうすれば改善することができるでしょうか。
いつも言っていることですが、失敗したからといって人生が終わってしまうわけではありません。だからといって積極的に失敗して欲しいわけではないのですが、練習の段階(基礎練習を含む)から、常に『人に聴かせている』という思いで、いつも自分の精一杯を出し切る演奏をするように心がけて欲しいなと思います。自分の精一杯をやって失敗したのなら、まだ練習が足りないのかもしれないですし、たまたま意気込みすぎてはずしてしまったのかもしれません。でも、中途半端な思いでやって失敗しても、失敗の原因は分からないですし、その分、次の成功の元に変えていくこともできません。どんなに一流のプレーヤーでも失敗をすることはあります。でも、一流といわれる人は、その失敗を繰り返さないように努力をします。そう、失敗したら、次は絶対に決めてやるという覚悟で練習を積み重ねればよいのです。だからこそ、「自分だけ目立ってしまわないか」「自分だけ飛び出てしまわないか」「自分だけ間違ってしまわないか」なんて不安は吹き飛ばして、聴き手にいい音楽を届けることだけを考えて、自分なりの精一杯を積み重ねていって欲しいと思います。
(部内通信から)

iQiPlus

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。