なぜ、今アレクサンダー・テクニークが求められるのか?

知人から電話があって何かと思ったら「今バジル先生と一緒にいて、今度合同講習会やるかもだから、アシスタントとして名前だしておいたからよろしく!」とのことでした。こうして声をかけていただけるのは嬉しいお話です。そして世界は狭いなと思うと同時に、バジル先生さすがだなと思いました。
思い返してみると、自分もバジル先生のブログを見てアレクサンダーテクニークを本格的に学んでみようと思ったのがそもそものきっかけです。どんなにいいものでも発信力がなければ人には伝わらないし、世界は変わりません。そう考えるとバジル先生の一歩は日本の吹奏楽界にとって、本当にとても大きな一歩になったのだと思います。
今はまだ「アレクサンダーテクニーク」という名前だけが先行して、魔法みたいに扱われて、それが何かというところまで周知していない部分も大きい気がします。
もちろんプライマリー・コントロールといわれる「頭と脊椎の関係」をきちんと学んで自分で身に付けていくことは大切なことだけど、いろんな人が手軽に使えるものになってもいい気もします。
それだけ今の世の中はせわしなく進んでいると思うし、人はどこか無理をして頑張りすぎて生きているように思うのです。そしてどこかに歪みが生じて、心から何かを楽しむことができなくなってきているような気がします。
まだ学びの途中だけれど、アレクサンダーテクニークが「自分にやさしく、自分の本来の力に正直な、心とからだの使い方」であることにはかわりないと思います。
頑張っている多くの人が、潰れてしまうことなく、好きな音楽を思いきりやれる環境をつくっていくこと。それがアレクサンダーテクニークの力を借りればできる気がします。
今BodyChanceで学んでいて、バジル先生の後を行く管楽器奏者AT教師の卵がたくさんいて、 これから吹奏楽の世界はさらに変わっていく気がしています。 自分もプロのプレイヤーじゃないけれど、初の(?)吹奏楽部顧問AT教師としてその一端を担って力を尽くしたいところです。
今度のワークショップは、トランペットの人に限らず、一緒に今抱えている悩みを考え、少しでも次に繋がる方策を提案していけるような、あたたかい会にしたいと思っています。アレクサンダーテクニークに興味がある人も、単純に悩みを抱え込んでいる人、どなたでも歓迎します!
多くの方のご参加、お待ちしております。

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