中途半端は愚痴ばかり、いい加減は言い訳ばかり。

昨日行われた吹奏楽コンクール九州大会。
今年精華女子から異動された藤重先生率いる活水がコンクール初出場で全国大会出場を決めるというニュースでSNSのタイムラインがにぎわいました。
「結局、顧問なんだよね」
そんな言葉が目に入る度に、何だか複雑な気持ちになりました。そして、自分の力のなさをつきつけられたようで、本当に申し訳なさと不甲斐なさを感じました。
生徒をどうその気にさせて、どんな風に伸ばしていけるかは指導者の力によるところも大きいように思います。しかも子どもたちは顧問や指導者を選べないわけで、責任の重さを改めて感じました。
確かに取り組む過程で何をつかんだか、本番を踏んでどう成長できたかということは自分が一番大切にしたいところですし、目の前の生徒達の状況に寄り添えるかどうかが何より大事のことだと思ってはいます。
ただやっぱり子ども達にとっては中高時代は6年間しかないわけで、そこで充実した活動をさせてあげたいなと思ったりすると、自分は果たしてそれができているのかと思うこともあります。
賞という結果に拘りすぎることなく、でも自分たちが少しでもできるようになったことが実感できるような演奏にできるようにはどうすればよいのか。
どんな目標を持って、どう能動的に音楽づくりができるか。
教員として精一杯やるべきことに対して、常に全力を尽くして取り組むことができているか。
そこが自分はまだ不十分というか、やりきれていないところがたくさんあります。
本気でやれば、知恵が出る。
中途半端は、愚痴が出る。
いい加減は、言い訳ばかり。
という言葉を見たことがあります。
愚痴や言い訳ばかりで誤魔化そうとするのではなく、本気で何かにぶつかって、建設的な知恵を出していけるように、今日からまた頑張っていきたいと思います。
「結局、顧問なんだよね」
この言葉がプラスの意味に捉えることができる日を目指して…。

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