吹奏楽部員のためのお悩み相談室、開催しました!

吹奏楽部員のためのお悩み相談室、お陰さまで無事に開催することができました。
姿勢や呼吸の話から、個々の悩みについて参加者の方と一緒に探究することができ、私も大変勉強になりました。ありがとうございました。
とりあえず、当日配布したレジュメを転載しておきます。
詳細なレポートはまた改めて、、、
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1.姿勢 -「良い姿勢」は存在しない。姿勢は常に動的なもの。
■頭と脊椎の関係(プライマリー・コントロール)

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■「頭が繊細に動けて、体全体がついていく」というディレクションを与える

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実験1 実際に頭と脊椎を固めてしまうと、動きにどのような影響があるかみてみましょう。
実験2 ディレクションを与えながら、立ち座りを繰り返し、体のバランス感覚をつかんでみましょう。
2.呼吸 -「吸う」ことよりも「吐く」ことを意識してみる
■横隔膜はどんな形をしているか?

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■呼吸と横隔膜の関係

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実験3 息を吸わずに息を吐き切ってみましょう。次に「お腹をゆるめてみる」と意識するとどうなりますか?
実験4 立奏の状態で、一番息が入りやすく、吐きやすい状態を探してみましょう。
実験5 座奏の状態で、一番息が入りやすく、吐きやすい状態を探してみましょう。
3.個人のお悩みに応じたエクササイズ
*音が潰れます。平面的ではなく立体的な音を出すよう言われますがうまくいきません。
*伸びのある音とはどんな音でしょうか?
*音を遠くに飛ばすとは?
 ・伸びのある音、遠くに届く音 =力みなく響いている音
 ・吐き出す息とプレスのバランス
 ・唇の振動をどのようにつくっているか

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*音域が上がるほど喉が力んでしまいます。
*高い音があって一度力が入ると、そのあとずっと音程が上ずってしまいます。
*どうすれば、高い音でも音程がズレずに吹けるでしょうか。
・高い音を吹くには息の圧力と、それを体で支える必要がある →どこで支えをつくるか?
 ・マウスピースと口をぺっとりと密着させる →密着させるための力の使い方は?
 ・息は下から上に向かっている

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*喉が力むため舌にも力が入り、軽やかにタンギングができません。
 ・舌の大きさはどれくらい?

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 ・舌骨についている筋肉はどこに?

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 ・音域によって発音を変えてみる

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次回日程は未定ですが、また開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします!

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