個々の上達曲線を認めながら指導する ~できたことを自信に変えるために~

人によって上達曲線は異なるものです。だからこそ、子どもたち一人ひとりがどのように成長していくか見守ることができるか。どんなに小さな成長も見逃さないか。たとえ自分が要求したゴールに届かなかったとしても、どれだけ近づくことができたかを認められるか。そんなことが指導者には求められているような気がしています。
極論を言ってしまえばゴールは人それぞれでいいのだと思います。でも『吹奏楽』という団体競技に取り組んでいく以上、個だけでなく、集団としてのまとまりや成長もはかっていく必要があります。
そこで注目したいのが。「少しでも上手くなりたい」「もっといい演奏をしたい」という一人ひとりの思いです。そういった思いが一人ひとりにある限り、集団としては成長し続けていくように思います。下手でも、なかなか上手くならなくても、子どもたちが「本気」であるうちは、指導者はもっと本気で良くしようと向き合う必要があります。
本番は一度限りです。聴いている人にとってはそこで奏でた音楽がすべてです。
でも、「できていないのは全く頑張っていないのと同じ」とは言いきれません。頑張ってもできないこともありますし、頑張ったからこそ手に入れることのできる見えない力だってあるからです。それをも切り捨ててしまうのには私は抵抗があります。
甘いといわれたらそれまでかもしれません。
でも、ベストを尽くしてもできなかったのならば、それは指導者側に責任があるように思うのです。
それは選曲かもしれないし、指導方法かもしれません。
ベストを尽くさずにできなかったとしても、指導者側に責任があるように思います。
それは雰囲気づくりだったり、指導方法だったりするのだと思います。
そういった責任を全部取る覚悟で、指導者は子どもたちの成長一つ一つを丁寧に見つけて引き上げていくべきだと思います。
コンクール前になると、指導者自身も結果にこだわり、つい生徒の小さな成長を見落としてしまうことがあるような気がします。でも、教育の場で音楽をやる限り、結果だけにはこだわりたくありません。それぞれのゴールに向かって頑張る姿を心から応援したいと思います。そして、一人残らず切り捨てることなく向き合いつづけたいたい。そして、少しでも成長した姿を共に心から喜べるような人間でありたいと思います。
(Twitterまとめ)

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