「音を出すのが怖い」から脱出する!

一人で個人練習をしている時には楽しく吹けるのに、いざ合奏の中に入って演奏しようと思うととたんに音を出せなくなってしまう。そんな経験をしたり、そんな生徒を見たりしたことはないでしょうか。

「吹奏楽(オーケストラ)の醍醐味はみんなで合わせること!」
「本番で、みんなで合わせてつくった音楽をお客様に届けるのが一番の楽しみ!」

と私も生徒に向けて言ったりもしますし、実際そうだなとも思いますが、何かが原因となって、「合奏」や「本番」の場で音を出すのが怖くなってしまい、音“楽”どころではなくなってしまうのこともあるように思います。

吹奏楽部の顧問になって10数年。もしかしたら自分が顧問をしている部活に限ったことかもしれませんが、ここ数年で「合奏」や「本番」の場で音を出すのが怖く感じている生徒がとても増えてきているような気がしています。

今日は、「音を出すことが怖い」という状況をどうしたら抜け出していけるのか、今考えていることをつぶやいてみたいと思います。

 

なぜ、「音を出すことが怖い」のか?

楽器を始めてすぐの頃から、「音を出すことが怖い」と感じている人はいるでしょうか? ・・・それは恐らくあまりいないかなと思います。もし怖かったら楽器を始めようとは思わないでしょうし、むしろ始めた頃は音が出るだけでも嬉しかったり、音を出すことだけで精一杯だったりして、「怖い」という感情が湧いてくる要因がとても少ない環境にあると思います。

きっと楽器を始めてしばらく経つうちに、直接的、もしくは間接的な要因が引き金となって、知らず知らずのうちに「音を出すことが怖い」という状況になっていっているのが実情のような気がします。

では、その要因とはどのようなものが考えられるでしょうか。

 

① ミスをして、指導者や先輩に注意されるのが怖い

これが実際には一番多いかもしれません。私自身、高校生の頃は自分がミスをして、「何やってんだお前!」「オノ~、出ていけ~!」と怒鳴られることが怖くて、「ミスをするかもしれない」と思うような難しいパッセージでは息を飲み込んでしまうことも少なくありませんでした。結局息を出さなければ音は鳴りませんから、それが結局ミスということになって怒られる、という悪循環になっていたような気がします。

このように、威圧的な指導者や怖い先輩の前になると、萎縮してしまって「音を出すことが怖い」と思うことは大いにあることです。それでも、「そんなん怖がってどうすんだ~!やる気が足りねぇ!気合いを見せてみろ!」なんてことは昔はよくあった光景かもしれません。もちろんその「喝」に根性で立ち向かったり、負けず嫌いの思いで乗り越えたりして、力をつけていった人もいるでしょう。私もどちらかと言えばそのタイプです。でも、この「怖さ」の前に音楽から離れていった仲間もたくさん見てきました。やはり、威圧感で抑え込むような指導は本質的ではないようにも思います。

一方で、決して怒鳴られたり、理不尽な指導をしているわけでもないのに、それでも怖がられてしまうこともあります。

そもそも指導者(教員)や先輩という存在は、自分より「権力のある人間」として認識しやすいものだと思います。そして、その存在自体を怖いと感じている子どもたちも少なくありません。また、たとえ表面的であったとしても「先生や先輩の言うことは絶対に聞かなければいけない」という刷り込みがあって、その人たちに何か注意されることは悪いことで、避けなければならないという意識が強い子どもたちも多いように思います。

関係がなれ合いになってしまってもいけないとは思いますが、「この人は自分のことを受け入れてくれる」という安心感をつくりだすことも大切なことです。自分もまだまだなところだらけですが、一方的に物事を決めつけたり、子どもの声に耳を傾けずに自分の意見を押し付けたりするばかりでは、子どもたちはついてくることはありません。

熱心な指導者ほど、自分の想いが強くて、つい子どもたちに一方的な指導をしてしまうこともあるように思います。それも場合によっては功を奏すこともありますが、型にはめようとするだけではなく、一人ひとりの子どもたちにとって何がいいかを考えて指導にあたれるとよいように思います。また、そのために指導者がゆとりをもって生徒一人ひとりと関われるような時間をつくりだしていくことも、組織的に考えていく必要があるように感じます。

 

② 人に「自分はできていない」と思われるのが怖い

これも結構あることかなと思います。「プライドが高い」と言ってしまえばそれまでですが、実は正反対の経験がその感情を強くしているように思います。

1つは、「失敗経験が挫折経験になっていて、失敗が怖い」ということです。

現代は結果がすぐに求められやすい世の中だと言われます。特に小さい頃から受験勉強をして、他人と成績を常に比較され、志望校に合格する・しないを大人から徹底的に仕込まれている子どもたちにとっては、「ミス=悪」という方程式が刷り込まれてしまっていることも十分考えられることです。

原因は他にもあるにせよ、「ミス=悪」が刷り込まれている子どもにとっては、失敗は決してしてはいけないことだし、ミスをしてしまう自分というものは恥ずかしいもので、人にもミスをする自分は見られたくないという思いも人一倍強くなっているのだと思います。

この思いをほぐしていくには、時間がかかります。ミスをしても開き直って何でもありでいいとは思いませんが、音楽活動の中でのミスが誰かの命にかかわるような重大なミスにつながるようなことはほとんどありません。それをゆっくり感じ取ってもらい、安心して自分を出せるような環境をつくれるように、ミスをしたときに「もっと良くするためのきっかけができたね。じゃ次どんなことに気をつけてやってみようか」というフォローを丁寧にしてみたり、「ミスしたってことは、勇気を出して挑戦したということ!頑張った!次もまた挑戦してみよう!」と励ましてみたり、ただミスをミスとして流してしまわないようにすることが必要だと思います。

 

2つは、「失敗経験が少なく、失敗が怖い」ということです。

「かわいい子には旅をさせよ」
「若いうちに失敗はたくさんしておけ」

という言葉もありますが、子どもに失敗させたくないのもまた親心。最近が子どもが失敗をする前に大人が全部お膳立てをして失敗させないように動いてしまうことも少なくないような気がします。

上記の言葉はもともと、「失敗を気にしないで、いろいろなことに挑戦しておくことが、その子の人生に大きく役立つはず」とか「守ってもらえる環境があるうちに、いろいろ挑戦してみなさい」という意味合いが強かったのではないかと思います。しかし、子どもが失敗した時に受け止めるだけの度量やゆとりが大人にもなくなってきていて、それなら失敗させないようにできる限り先回りして手を打とうとしてしまうのも分からなくはありません。

でも、そうやって守られて育ってきた子どもは、失敗することを過度に恐れる傾向があります(もちろん中には逆に失敗を恐れずに伸び伸びとやる子もいると思いますが)。大人の顔色をうかがって失敗しないようにふるまったり、自分からは冒険せずに誰かがやってくれるのを待っていたりすることもあるかと思います。

 

以前、生徒の個人練習をみていたときに、こんなことを言われたことがあります。

「先生は“間違ってもいいよ”と言うけど、やっぱり間違えるのは怖いです」

「何でそう感じるの?」と聞いてみたところ、

「間違えていたら、注意されるし、やり直さなきゃいけないから」

と答えてくれました。それに対して私は、「やり直してでも、できるようになればいいんだよ。初めから全部完璧にできる人なんていないしさ、注意も“あなたがダメだ”って言ってるんじゃなくて、どうやったらもっとみんなでいい音楽にしていけるか、意見を出し合っているんだと思ってみてはどうかな?」と答えてみました。

ちょっと首をかしげてキョトンとしていたので分かってもらえたかは分かりませんし、もっといい言い方があったかもしれませんが、こうやって、一人ひとりの気持ちをほぐしていくことは大事なことだなと感じた瞬間でもありました。

 

③ 自分に自信がなく、目立ってしまうのが怖い

自分に自信がない理由はいろいろあると思います。

  • 頑張っているのになかなかできるようにならない
  • 目標と自分の実力の差が大きすぎるように感じている
  • 周りと比べると、自分はまだまだダメだなと思う
  • 明らかに練習不足を感じている

「自分なんか、どうせ…」という思いから、音を出すことが怖くなってしまうこともあるのかなと思います。「そんなの逃げだ!心が弱い!」とひと昔前なら言われたかもしれませんし、「練習が足りないんだ!練習が自信をつけてくれるんだ!」と言われることも多いかなと思います。

「練習が自信につながる」ということは一理あるかもしれませんが、具体的にどんな練習をして、いつまでに、どの程度できるようにするのがその人にとって妥当かということを、指導者が的確に伝えることも必要です。

日頃の練習の様子や実力から見て、設定した目標に到底追いつかないようなことがあったら、指導者の課題設定が悪かったか、その通りに練習を進めていなかったかのどちらか、もしくはその両方が原因だと思います。

おだてるでもなく、褒め殺しにするのでもなく、客観的に見て、挑戦したことを褒めたり、少しでもできるようになった姿が見えたらその場で褒めること。そうやって、自分のやったことが誰かに認めてもらえたという実感が持てたら、少しずつ自信というものはついていくような気がします。

 

一筋縄でいく話ではないかもしれませんが、指導者のスタンス次第で「音を出すことが怖い」という状況は変えていけるような気もします。まだ時間はかかるかもしれませんが、もう少し考えていきたい課題です。

 

「音を出すことが楽しい」合奏を目指して

私は、大学オケ時代からお世話になっている清水宏之先生の練習がとても好きです。いろいろ好き好きはあると思うのですが、自分が目指している指導者の一人でもあります。

なぜ私が清水先生の合奏が好きなのかを考えてみました。それは次の3点に集約される気がします。

  • 今からやろうとする楽曲に関する背景やうんちくを深く知れて、曲をやっていく中で「もっとこの曲をこう演奏したい」という気持ちを高めてくれる
  • 正確さにこだわりすぎず、流れている音楽が聴いている人にとって心地良いかを第一に考えている
  • 奏者が「こうやりたい」としている気持ちを大切にしてくれる

特徴的なエピソードがあります。合奏中、エキストラで乗ってくださったホルンの方が音を外してしまったときのこと。

「今のホルン、オレには伝わってきた~。こうやろうとしてくれたんだよね~。大丈夫、オレの頭の中では今ちゃんとホルンの音鳴ってたから!次またやってみよう!」

初めて先生の指揮で吹いたというその方は、一瞬ぽか~んとしておられました。確かに「頭の中で鳴っているから」と言われても、ピンと来ないかもしれませんし、自分は明らかに外して失敗したのにと思っている人にとっては、「何子どもだましのこと言ってるの?」と聞こえたかもしれません。

でも、私はこの先生の奏者を責めたり、落ち込ませたりすることなく、次に挑戦するための背中を押してくれるような指導がとても好きです。お陰で威圧的な指導に拒否反応が起こるようになってしまい、他のオケへの適応能力は低くなったかもしれませんが、自分がやりたいことを伸び伸びやらせていただいたお陰で、技術的なことだけにとらわれず、まず「どんな音楽がしたいか」というところから出発できるようになった気がします。

ピッチやリズムとかも含めて、その音楽を表現するために必要な細かいこだわりも見せつつ、決してダメ出しじゃなくて、「もっとこうしてほしいなー」と奏者をのせて、ちょっとでも良くなったら「ナイス!」と言って下さるところが、甘いと言う人もいるけれど、奏者を尊重している感じがして、いいなと。

日本人は知らず知らずのうちに「注意されて直す」というサイクルを好みがちで、ちょっと褒められるとおだてられているんじゃないかと疑ってしまうところもあるような気もしますが、指揮者に自分の知らないことを教えてもらいながら、一緒に音楽をつくっていく積極性や自信をもっと持っていけるといい気がします。

 

まとめ

私のトランペットの先生でもある荻原明先生が、先日ブログに次のようなことを書かれていました。

本当にそうだなと思います。先生のレッスンはまさにここを大切にされていて、自分ができていないところをどうやってできるようにしていくのか、レッスンで原因を一緒に考えながら説明して下さったり、しつこく練習も付き合ってくださいます。

自分も、生徒に対して、指摘するだけではなくて、的確なアドバイスによって解決できるように少しでもなりたいし、そうすることによって、生徒たちが萎縮することなく、失敗を過度に恐れることもなく、伸び伸びといろんなことに挑戦していけるような部活や授業、クラスをつくっていけたらなと思います。

音楽は音を出さないと始まりません。

その音を出すことさえ怖くなってしまったら・・・

音楽を楽しむこともできません。

子どもたちが自信を持って音楽を楽しいって胸を張って言えるような環境づくりのため、できることを探してこれからもやっていきたいと思います。

 

 

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「音を出すのが怖い」から脱出する!” への10件のコメント

  1. 私は高1の吹奏楽部でフルート担当です。中1の最後あたりから人前で吹くことに恐怖を覚え、息が吸えなくなって手がビクビクと震えてしまいます。練習通りに吹けません。私の学校では1人ずつのチューニングや、1人でソロ発表をする機会が多くあります。中学時代は嫌でも取り組めていたのですが、高校生になってからそのような場面を避けるようになってしまいました。部活をやめた方がいいのかなと悩んでいます。顧問の先生は優しいものの、あまり褒めたりしません。代わりの人もいくらでもいるので存在意義がないです、辛いです。周りの人たちが緊張せずに堂々と吹いているのが羨ましくて仕方ないです。部活はやめたくないのですが、サボりなどで部に迷惑をかけるのはよくないと自分でもわかっています。緊張に負けずに一度でも堂々と吹いてみたいです。どうしたらいいのでしょうか。

    • こんにちは。返信が遅くなってしまいすみません。

      私も中学の時はパートが一人だったこともあるので普通に吹いていましたが、高校、大学、社会人と経験を積んでいく中で一人で吹くことが怖くなりました。思い返してみると、失敗した時に先生や周りの友達に何か言われるのではないか、自分が全体の足を引っ張ってしまっていないかという気持ちが、経験を積むごとに大きくなったのかなと思います。そういう中で、一人で吹くことはつらいですよね。自分も今でも緊張に負けそうになって、悔しい思いをすることはたくさんあります。でも、それでもこの歳まで続けられているのは「楽器を吹くのが好きだから」なのかなと思います。

      田中さんは「代わりの人もいくらでもいるので」とおっしゃっていますが、本当にそうでしょうか?
      確かに部活全体を見たら、代わりにフルート担当は他にいるかもしれません。でも、自分が「楽器を吹くことが楽しい」と思って、その想いを実現できるのは自分しかいません。緊張してうまくいかないこともあるかもしれませんが、うまくいかなかったとしても、それを嫌だなと一番思っているのは自分自身であって、全体から見たら実はさほど大きいことではないこともたくさんあります。実際、コンクールなどでもソロがよほど良ければ評価されるけれど、失敗したからと言って減点されるようなことはないという話を審査員もされている先生から伺ったことがあります。

      緊張に負けないようにするためには、まず、お客様を味方につけることです。
      基本的に演奏を聴きに来て下さる方というのは、批判をするためでなく、応援する気持ちで聴きに来てくださっていることがほとんどだと思います。そんなお客様たちに、どんな音楽を届けたいのかをまず具体的に考えてみて、それを実現するために何をすればよいのかを書き出して実践してみます。自分より上手に演奏する人はたぶん山ほどいます。でも、本番という期限までに自分ができる精一杯の準備をして、今の自分にできる精一杯を聴いて下さいという気持ちでお客様に自分の音楽をお届けすればよいのかなと思います。

      私もずっとソロを逃げてきて、昨年逃げたい思いを抱えながらソロを吹くことがありました。もう失敗する気しかしなかったし、自分でも満足のいく出来ではなかったのですが、たくさんの人が「良かったよ」と言ってくれました。自分が思っているより、聴いている人は自分の味方になってくれているものなのだなと改めて思うきっかけになりました。

      少し厳しいように聴こえてしまうかもしれませんし、あまりアドバイスになっていないかもしれませんが、まずは自分がどのように演奏したいかをできるだけ具体的にイメージして、それに向かってできるだけの準備をしてみることなのかなと思います。吹いている時は、理想のイメージの音が頭の中になっていて、それがガイドになってカラオケを歌っているような感覚になると結構気持ちは楽になります。一つの方法ですが、もしよろしければ試してみて下さい。

      また試してみて何か気づいたことや分からないこと、それでも不安なことがあったら教えてもらえると嬉しいです。

  2. こんにちは。
    吹奏楽をやっています。トロンボーンパートの高1です。トロンボーンパートは、私1人だけです。
    私は1人で吹いているときは吹けるのですが、先生に「1人ずつ吹いて」と言われると全く音が出なくなってしまいます。
    中学のときは、そんなことはなく、堂々とソロもふけていました。

    今は、先生に怒られること、周りの先輩、友達の目が怖く、吹けません。吹けなくてまた怒られる。その繰り返しです。このままではコンクールにもださせてもらえないかもしれません。

    楽器を吹くことはだいすきです。
    しかし、1人ずつとなるとすごく緊張してしまいます。そんな自分もいやでたまりません。

    • こんにちは。コメントありがとうございました。お返事が遅くなりすみません。

      みるくさんは、高校生になって環境が大きく変わった感じでしょうか?先生が変わったり、怖い先輩がいたり、ミスをして責められたりする経験があったりすると、なかなか楽器を吹くのが怖くなってしまうこともあるような気がします。

      また、中学生の時はまだ楽器を始めたばかり、無我夢中で自分のことだけ気にして吹いていたけれど、高校生になって少し周りが見えるようになってきて、他人と比較したり、「これくらいできて当たり前」と自分を知らず知らずのうちに追い込んでしまうこともあるかと思います。

      吹けなくて怒られる、起こられるから怖くて余計に力が入って吹けなくて、それでまた怒られる、というのは本当に負の連鎖ですよね。

      先生は、普段みるくさんが個人練をしている様子を聴いていらっしゃったりしますか?もし普段なら吹けるところであったら、一度「先生、練習を見て頂けませんか?」とみんなの前ではなく、個人的に練習を見ていただくようにお願いしてみるのはどうでしょうか?

      きっと先生も、みるくさんが悩んでいて、どうにかして合奏でも吹けるようになりたいと思っていて、それで困って自分を頼ってくれたとあったら、緊張に対してのアドバイスを下さるのではないでしょうか。

      どうか「楽器は好きです」という気持ちを大切に、これからも楽器のことを好きな自分を大事にしてあげてください。また、何かあったらメッセージ下さいね。

  3. 私は高校から吹奏楽部に入りトランペットを吹いています。高2です。

    人の前で演奏することがとても怖いです。高校からの初心者は部の中で私しかおらず、演奏が上手な他の部員に迷惑をかけてしまうのが怖くて演奏がままなりません。1人の時は演奏ができていても、誰かに聞いてもらっていると息が震えてしまいます。

    そのせいか、吹奏楽が好きになれません。部活を辞めた方が良いのかもしれませんが、部員が足りないので辞められません。

    • ゆいさん、返信が遅くなってすみません。

      「他の部員に迷惑をかけてしまうのでは」「部員が足りないし辞められない」と思いながらも、部活に行かなければいけない状況は、本当につらいですよね。それだけでも本当に毎日ものすごく頑張っておられるのだと思います。

      本当だったら、好きでもない、つらいことだらけのものを続けるくらいだったら、辞めてしまった方がいいのではないかなとも思うのですが、「そうもいかない」という思いが勝っているのは、責任感も強いのだなとお察しします。

      「吹奏楽は好きではない」ということですが、いったん部活と切り離して考えてみたとき、音楽は好きですか? トランペットを吹くことは好きですか?

      あと、周りの人に「お前は下手だから」とか、「迷惑だ」とか直接言われたことはありますか? そんなこと言う輩はけしからんというか、音楽やらない方がいいと思いますし、自分が思っているほど、相手は気にしていないことも多いような気もします。

      「一人の時は演奏できている」ということですから、きっと実力はあるのだと思います。まずは初心者からはじめて、頑張って練習して吹けるようになってきている自分自身のことを認めてあげたらいいのではないでしょうか。

      ここに相談されるくらいですから、現状をどうにかしたいと真剣に考えておられるのだと思います。ぜひ、そこまで真剣に考えられる自分のこと、大切にしてあげてください。

      答えになっていないような気もしますが、参考にしていただければ幸いです。

  4. 高校三年生のトランペット吹いてます。トランペットは小学生5年生くらいから吹き始めて高二までは表現も上手いとか音が綺麗とか言われてたり自分でもいい音が鳴らせてたなって思ってたけどコロナの長期休みもあったのか顧問が急に副顧問になって指導してくれるのが週に一日でそれ以外は生徒で合奏見るというかたちで新しい顧問は音楽経験ない人で、、、色々気持ち的にもモチベがなくなってしまって。昔みたいに綺麗な音出そうと思っても出ないし、、、ソロでも吹けなくなってついには合奏や基礎練でも手が震えて音を出すことが怖くなって、、、同じ部員の友達にも「昔は凄かったと」とか「ソロでやらかしても立て直せてた」とか言われて昔を意識してアンブッシュアに気をつけたりしたけど、怖くて力んで唇だけで吹いてる感じがして。もう音を出すのがすごく怖いです。音がカスカスで初心に戻るしかない!って思ったもトランペットパートが私しかいないので1stしか吹かないので初心に戻ろうと思っても、、、吹けない。音がならない。高音が出ない(ハイベーまで出てたけど今は普通のベーだすのがやっと、、)カスカス。の繰り返し。。。。。部活は辞めはしないです。ここまで頑張ってきて逃げたくはないので頑張るしかない、、、怖い、、、楽器は大好きです。もうどうしたらいいのか、、、ぅぁぁあ

    • コメントありがとうございます。

      急に顧問の先生が変わってしまったとのこと、いろんな事情があったのだと思いますが、大変ですね、、

      どうしても昔と比べたり、他人と比べたりして「今の自分がダメだ」と思う気持ちが強くなってくると、負のサイクルに陥りやすいように思います。

      私もトランペットが一人になったことがあるので、初心に戻ろうとしても…という気持ちはすごくよく分かります。ただ、顔面麻痺になったり、何度となく調子を崩してきたときのことを思い返すと、やはり急がば回れなのかなとも思ったりもします。しばらく吹けない時期があったり、なかなかモチベーションが上がらなかったりということもあるのだとしたら、まず「自分は何のためにトランペットを吹くのか(吹きたいと思うのか)」というところに向き合ってみるとよいかもしれませんよ。これからもトランペットと長い付き合いをしていくのだとしたら、尚更な気もします。その上で、何が不調の原因なのか、じっくり考えて取り組むことなのかなと思います。

      あまりいいお答えになっていないかもしれませんが、技術的なことや、出てくる音という結果だけにとらわれずに、まずは自分がどんな音楽を奏でたいのか、というところからやっていくと、そのために必要なことが見えてくるかもしれません。

      ぜひ楽器が大好きという気持ちを大切にしてあげてくださいね。応援しております。

  5. 初めまして。高1のクラ吹きです。
    私は中学からクラリネットを始めました。
    歯並びだとかセンスだとかで、顧問に「あなたは吹くのに向いていない」
    と言われ、2ヶ月ほどパーカッションに移されたりしていたときがありました。その時はクラリネットが吹きたくて吹きたくて堪らなくて、やっと吹けたときはへったくそな音なのに嬉しくて涙が出るくらいクラリネットが大好きでした。そして死ぬほど練習しました。
    それもあってなのか、私は「自信満々で、クラリネットを使って曲を表現しているのがよく伝わる」「音が大きくてよく通る」と褒められるようになってきました。
    でも、中学のときの私は、同じ部活に仲のいい人がおらず、というかハブられていました。影で「下手くそ」と悪口を言われたりしていました。なので余計にクラリネットにはまっていったのだと思います。
    そして高校生になりました、クラリネットパートには私だけじゃなくてもう一人同学年の子が入り、その子と優しい先輩との3人で仲良くやっています。
    でも、その子はとても上手いんです。先輩もとっても上手いんです。なのに私は、中学の頃顧問に褒められた音量と、表現力が全て無くなってしまいました。自分に自信がありません。「そんなことないよ」と言ってくれるのですが、信じられません。
    だって、チューニングの時など、私だけのためにすごく時間を割いていたりするのですから。きっとみんな私の音が耳障りなのだと思います。怖くて、合奏のときに吹き真似だけしているときもあります。
    多分中学の時から自信がなかったんだと思います。でも、中学のときは頑張ろうと思えていたんです。
    最近は部活を辞めたいと思ったり、クラリネットの何が好きだったのかわからなくなったりします。私はいったいどうすればいいのでしょうか。助けてください。

    • こんにちは。せっかくコメントを頂いたのに確認が遅くなってしまいました。返信が遅くなってすみません。

      私も高校に入った時、先輩方はめちゃめちゃ上手いし、同級生もブランクがあるのにとても上手で、自分の吹けなさが歯がゆかったり、情けなかったり、つらかったりしたことがあります。自分の良いところを褒めてくれる仲間がいても、自信が持てずに、自分のことを追い込んで、ただただ練習していたこともありました。

      でも、今だから思えるのは、それだけ上手な仲間と一緒に音楽をやることができたからこそ、今も音楽を続けているのかなということです。上手な人からはたくさん刺激をもらえると思います。確かに比較してしまうと「自分なんて…」と落ち込むこともあるかもしれないけれど、自分が「上手だな」と思う人が身近にいることってとても幸せなことだと思いますよ。

      チューニングの時間だって、もし本当に耳障りだなと思っていたり、邪魔だなと思っていたりしたら、逆にそんなに時間をかけてくれないのではないかなと思います。きっと、一緒にやりたい、山田さんなら頑張ってくれるだろうと信頼されているからこそ、時間をかけてやっているのではないでしょうか。

      先生には何か言われていたりするのですか? 自分か感じていることを率直に話してみて、じゃあどんな練習をすればよいのか相談をしてみてもいいかもしれないですよ。

      私は山田さんの音を直接聞いたわけではないですが、中学の時に「自信満々で、クラリネットを使って曲を表現しているのがよく伝わる」と言われていたのであれば、本当にクラリネットが好きで、一生懸命に表現しようとしてこられたのだろうなという姿が思い浮かびます。その良さを活かしながら、いろんな演奏を聴いて、いろんな表現の仕方を学んで、自分の幅をもっと広げていけたら、好きなクラリネットがもっと好きになるのではないかなと思います。

      もしよかったら、有名なクラリネット奏者の演奏などをたくさん聴いてみて、自分がクラリネットのどんなところが好きだったのかな、と考えてみたりしてみたらいかがでしょうか?

      究極をいってしまえば、音楽の趣味は人それぞれだと思いますから、最後は自分が納得のいく演奏をできるように、実験することを楽しみながら、練習を重ねていくことなのかなと思います。ゆっくり焦らず、自分と音楽とのつながりを大事に考えていってみてくださいね。

      また何かあったらコメントを下さい。

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