「イメージがない音楽は音楽じゃない」
数年前にラッパの師匠である北村源三先生に言われたことのメモが出てきたので、改めてブログに掘り起こしておこうと思って書いています。
・金管はまず大きな音だすんだよ。うるさいって言われたら押さえればいい。
・自分の中にある音楽を出していくんだよ。accelも何も自分で作るんだよ。
・自分の中にある熱い思いを、何かにぶつけていかなきゃいけないんだよ。
・指揮者に言われるのを待ってちゃいけないんだよ。自分を出して合わせるんだよ。
・本当に何も言わなくても合う仲間とやれるのって幸せなんだよ。
・本当に全力出してやりきった本番は、できか悪くても記憶に残るんだよ。
・分かってないのに「はい」って言うなよ。自分から分からないところは質問すればいいんだよ。
・イメージがない音楽は音楽じゃない。でもイメージだけじゃだめ。テクニックとイメージと絡み合いながら音楽ができていくんだよ。
ちゃんとした言葉を再現できていないかもしれないけれど、ちょうど部活に対して考えていたことを先生が全部言ってくださって、なんか無性に涙が出てきて、この思いを還元できるように頑張りたいと思った記憶があります。
それは今も変わらない思いだったりします。
特に、「イメージがない音楽は音楽じゃない。でもイメージだけじゃだめ。テクニックとイメージと絡み合いながら音楽ができていくんだよ」という言葉が心に響いています。そして、その大前提に「熱い想い」がないと始まらないのだと、改めて思いました。自分の中にある熱い想いを全力で出していく、そのためにテクニックを磨き、仲間と音楽を通して語り合う。やっぱり自分の原点はここにあって、子どもたちにも伝えていきたい思いなのだよな、と心から思うのでありました。