課題や弱点というのは、自分のものであっても、他人のものであっても、知らず知らずのうちに目についてしまうものかもしれません。
でも、課題や弱点を見つけたら、それだけに注目して、自分のいいところを見失わないように、「もっと~したら、今よりも良くなる」というように、プラスの積み重ねをしていけるといいように思います。
ダメなところは誰にでもあるものです。だからこそ、そこばかりみて自己嫌悪に陥らないようにしたいところです。
「~したい」という望みにしたがって行動すると、その行動の効率は驚くほど上がります。特に子どもたちの場合、その伸びしろは半端ないものがあります。それをどうやって伸ばしていくか、どう望みをふくらませていくか、それが指導者に与えられた仕事のような気がします。
指導者がダメ出しばかりしていると、子どもたちもまた、自分達にダメ出しをする習慣が身に付いて、自己肯定感を失っていくことがあります。だからといって、ただ褒めればいいわけでもありません。
ただ出てきた結果に対してどうだったかを伝え、そしてもっとよくするにはどうすればよいかのアドバイスをすること。
指導とは、その繰り返しなのかもしれません。
同じミスを繰り返す子には、ただやみくもにできるまでやらせるのではなく、何が原因となっているかきちんと分析して、新しいプランを提案することが必要です。「直しなさい」と言って直るなら苦労はしません。
どうすればよいかを、一人ひとりに応じて共に考えていくことが大切なのだと思います。
また今日から実践です。
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