令和元年の大晦日を迎えて。

今年も残すところあと数時間。年々、年を越すという感覚がないまま年末年始を過ごしているような気もしますが、せっかく平成31年で始まって令和元年で終わろうとしている2019年ということで、一つの区切りとして一年間を振り返ってみたいと思います。

 

今年の最大の出来事は、久々に高3の担任をやったことでしょうか。まだまだ生徒たちはこの年明けからが大学入試本番で、私もこれから大きな山がやってくる感じですが、一人ひとりが不安を抱える中、自分の道を求めて努力を続ける姿に励まされ、私自身も頑張ることができました。力不足な担任だとは思いますが、教科担当としても3月まで引き続き受験生と頑張ります。

ライフワークでもある環境学習についても、授業で実践させていただく機会に恵まれたり、夏休みには横浜で行われていた「下水道展」に行くことができたりと新しく学ぶことも多い1年でした。新任2年目から入っている県の化学実験実習委員会でも発表の機会を頂き、多くの先生方からアドバイスも頂戴することができました。若い先生が増えている中、自分も常にブラッシュアップし続けていかなくてはなと思います。

 

音楽面では、部活は他の顧問の先生方やコーチの方々にお任せすることが多くなってしまいましたが、客観的に見ることで生徒の成長に気づくことができたり、他の先生方の指導から学ぶことができたりと、少し離れてみることで分かることがたくさんありました。夏には東京学芸大学の講座「未来の吹奏楽教育を考える」に参加し、また新たな視点で吹奏楽や部活について考えるきっかけを頂くことができました。ここでの繋がりをさらに発展させつつ、目の前の生徒たちを置いてけぼりにしないようにしながら、吹奏楽と教育についても引き続きいろんな視点から考えていきたいと思います。

 

演奏者としては、今年も前半はスーパーバンド、後半はレッジェーロフィルハーモニー管弦楽団で素敵な仲間たちと演奏する機会を頂きました。特にスーパーバンドでは「ハトと少年」のソロを、レッジェーロでは「第九」を吹くことになり、自分の課題と向き合いながら、音楽を楽しむことを改めて教えられました。トランペットのレッスンに通い始めて5年半、楽器や音楽との関わりそのものからたくさんのヒントを頂き、この歳になっても成長できる実感を持つことができていることも、本当にありがたいことです。荻原先生、いつもありがとうございます。

 

アレクサンダーテクニークの学びも、ここ数年少し足が遠退いてしまっていたのですが、お世話になっていた先生方が新たにSelf Quest Labo という学びの場をつくられ、自分も心機一転、そちらで一から学び直す決心をしました。少人数でじっくり学ぶことができ、先生方も一人ひとりと真摯に向き合ってくださるので、とても勉強になっています。自分の習慣と望みに日々目を向けて、焦らず、コツコツと学んでいきたいと思います。

 

青学のワークショップデザイナー育成プログラムで出会ったこむぎさん、いくみんさんと一緒に行ってきた「はなす場こむぎ」も2年目を迎えました。こちらもなかなか参加できずに申し訳なかったのですが、発達障がいをもつ方々がどのようにして自己肯定感のもとに自分の特性を活かして生きていくのか、様々な方との出会いの中で考える機会を頂きました。自分自身にとって身近な問題でもあり、これからも関わっていきたいなと思っています。

 

健康面では、歩いているときに自転車と正面衝突してむち打ちになったり、年末にギックリ腰もどきになったり、ちょこちょこ体調も崩したりして、そろそろいろいろ気にしていかなくてはいけない年齢になったなと痛感する今日この頃です。まずは体重を落とすことからですかね、、

あとは演奏会やスポーツ観戦、旅やイベントにもちょこちょこ出掛けたりと、私生活でも行動範囲が広い1年だったようにも思います。つい仕事と音楽ばかりになりがちな生活を送ってしまう私ですが、やはりいろいろなところに足を伸ばして実際に体験することは大切だなと痛感しました。来年も好きなことを思いきりやりながら、仕事もますます頑張っていくことが目標です。

ただ、やりたいことがいっぱいありすぎたり、面白そうなことがあるとじっとしていられずにいろいろ手を出し過ぎてやりきれなくなって、いろんな人に迷惑をかけてしまうのが自分の悪いところでもあります。来年は少しでもそのあたりに気をつけて、やることがとっ散らからないようにしていきたいものです。

 

今年も本当にありがとうございました。これからも周りの方々への感謝の気持ちを忘れないようにしていきたいと思います。また来年もよろしくお願いいたします。

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