唇バテを防ぐためにはどうすればよいか?

今週は夏休み。大学オケの練習に混ぜてもらって個人練習をしてみています。久々の長時間練習とあって、しかもさらわなければいけない曲がけっこうキツいので、吹いているうちにバテについて考察してみようという気になりました。まだ考え半ばですが、今感じていることをまとめておきたいと思います。
唇バテの大きな原因に「オーバーブロー」があげられるかと思います。気合入れて必要以上に息を吹き込もうとすると、振動を無理に起こすことなり、唇の振動している部分への負担が過剰になるように思います。だから、大きな音も、息をおさえながら振動を大きくするようなイメージで吹いてみると、少しはバテにくくなる気がします。
あとは生じた圧力をどこで支えるかというところにポイントがあるように思います。唇周辺で圧力をすべて引き受けてしまうとバテははやくなるものです。だから体で支えをつくることは大切になってきます。でもそこは丹田とか腹直筋ではなくて、みぞおちより上の部分であるように思います。そこで支えをしっかりつくり、息のコントロールをしてみます。すると、そんなに息をたくさん使わなくても、大きな音も高い音も楽に鳴らせることができるようになるかと思います。
息をたくさん吸って、いっぱい吹き込むのではなくて、振動をつくってそれを支えるために必要なだけの息を吐き、足りなくなったらその分だけ取り入れてあげると考えてみます。それくらいのつもりで吹いた方が、バテにくくなるし、音も力まずに通る音になるように感じます。息は大切です。でも、それだけになってもいけないのだと思います。
何事もバランスが大事です。
そして何より「誰かが言っているからそれが正しい」と鵜呑みにするのではなく、自分にとって良い方法を自分の手で探究していくことが大切だと思います。一般的に言われていることの多くは誰かの経験則です。自分が試してみて、一番しっくりくる方法を見つけて、それをものにする努力が大切なのだなと思います。
というわけで、また明日も今日の考察を元に実験、観察、考察をしてバテにくい自分になっていきたいと思います。がんばろうっと。

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