揺れることは当たり前と捉えて信念を貫くために…

「信念を貫く」ということは、人としてとても大切なことだけれど、同時に難しいことでもあるように思います。
どうしても人間というものは、人の間でもまれながら迷い悩むものだと思うし、自分で正しいと思っていることが必ずしも自信を持って正しいと言えなかったりすると思うからです。
だから誰でも、気持ちが不安定になって、マイナスの思考回路に陥ることは少なくありません。いったんそのスイッチを押すとどこまでも負のスパイラルに陥ることもあると思います。
そこで大切になってくることは、「ダメな自分を受け入れる」ことなのかなと思います。自分のダメなところをひた隠しにして、プライドを保つことも時には必要かもしれませんが、常に完璧な理想的な自分を思い描いて、それとのギャップに悩まされるくらいなら、思いきってダメな自分のことも認めてあげることが大切な気がします。
だからといって、自分の信念を捨てていいということでもありません。どんなにぶれても、どんなに揺れても、どんなに細い糸で繋がっているものだとしても、自分が本当に大切にしたいと思っていることを拠り所にして自分自身を保つことは必要なことだと思います。
相手に対しても同じことが言える気がします。本当に揺るぎのない自分の信念というものがあるからこそ、相手を受容する余裕を持てるのかもしれません。どんな相手の言葉にも耳を傾け、自分の糧にできることは吸収して成長し続ける姿勢を忘れずにいたいものです。
では、今の自分の信念は何なのか。
よくよく考えてみると、信念なんかなくて、目の前のことをこなすことに無我夢中になっているだけかもしれません。
でも、一つだけ言えることがあります。
それは、どんなに遠回りをしてでも、どんなに不器用でも、成長し続けることを忘れない自分でいることです。
動機はもしかしたら不純なものかもしれません。でも、何か自分が「これ」と決めたことに対して、どこまでも追求し続けること。どんなに無理で諦めた方がよいことであっても、がむしゃらに頑張ってみること、それが今の私の信念と呼べるのかもしれません。
裏切られたり、上手くいかなかったりすることもたくさんあると思います。でも、それも自分のことを成長させるチャンスととらえられるか、そこなのかなと思います。
ありのままの自分のことを大切に、そして自分のことを理解し受け入れてくれる人たちのことを本当に大切にできるじぶんでありたいものです。

iQiPlus

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。