息圧を保って安定した響きのある音を届ける ~Tpレッスン記録~

昨日はラッパのレッスンに行ってきました。
毎回密度が濃く、今回もあっという間の一時間でした。
やっぱり「本番やってやるぜ!」モードが抜けきれていなかったのか、うっかりパワー全開で逆に空回りした音をだしておりましたが、ゆっくりみていただく中で、少しずつコントロールできるようになってきたような気がします。
やっぱり課題は「息圧をゆるめないこと」と「音を止めること」で、少しずつ感覚はつかめてきたような気もするけれど、こればかりは身に付けるのにまだまだ時間がかかりそうです。でも、できるようになったら、表現できる音楽の幅がすごく広がるように思うので、地道に頑張っていきたいところです。
それにしても毎回思うのは、アーバンの奥深さです。やればやるほどいろんな課題が詰まっていてためになるし、やっていて面白い。今日もアーバンの新たな一面をたくさん垣間見ることができました。
<練習の記録>
◎アーバン(仏版) 140の練習曲 No.30~37
・一つ一つの音を縫うように吹くのではなく、幅の広い息で真っ直ぐロングトーンするようなイメージで吹く。
・指の動きに惑わされないほどの息圧を保ち続ける。
・指は指の付け根から「叩く」ようにはっきりと動かす。
・下の音は口を縦に広く開けるようなイメージで吹く(跳躍する2音だけ抜き出して練習してみる)。

画像

◎アーバン 最初の練習曲 No.12
・一つ一つの音はマルカートで吹く。
・2小節ごとにブレスをとる。フレーズは4小節ごと。
・フレーズ感を大切にして、下の音に下りた時に音が広がってしまわないように気を付ける。
 →上にいるような存在感でとらえ、伸ばしている間に次の音の高さまで意識をもっていく感じで吹く。
 →長い音符を省略したり、テンポ操作をしたりすると、フレーズを見つけやすい。

画像

◎シンコペーションの練習曲 No.1
・テンポ感に注意(大枠で考える)
・四分音符は下でしっかり留めておき、二分音符で破裂させる。
◎付点のリズムの練習曲 No.13
・16分音符の刻みを感じて、リズムを正確に吹く。
・16分音符に音圧を高めておいて、破裂させるくらいのイメージで吹く。
・プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」の弦楽器のボーイングを参考にしてみるといい。

↑アマオケの演奏しかなかったけれど、参考までに・・・
◎♪♬の練習曲 No.19
・立ち上がりの音の息圧を高めておく。
・♪も♬の長さで吹く。
・すべての音を舌先で止める。ただし、舌の奥の方まで力を入れないように注意する。
 →下の奥の方は、音の高さによって柔軟に変化させられるようにしておく。
◎音階の練習 No.17
・スタッカートの時の間を保つ。
 →スラーとスタッカートを交互にやってみると走らなくなるかもしれない。
・大きなフレーズ感を持ちながらも、方眼紙のような細かいビート感を忘れないようにする。」

画像

ここのところ同僚や友人に「本業は何?」と突っ込まれるほどラッパ漬けな私ですが、やっぱり吹いているのは楽しいし、音楽を通じていろんな仲間と交流できるのも楽しいし、やっぱり自分の生活の原動力になってるよなと改めて思わされます。
中学のとある先輩の言葉を拝借。
バカはバカのままじゃいけない。
でもバカじゃなくちゃいけない。
自分はラッパバカ。
さて、本業はただ今絶賛採点祭り中です。ラッパにエネルギーをもらったので、明日も頑張って採点マシーンと化したいと思います。。。

iQiPlus

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。