大阪桐蔭高校吹奏楽部東京公演を聴きに行って

昨日は始業式の後、大阪桐蔭高校吹奏楽部東京特別公演にリハーサルから行ってきました!
アプリコの舞台があふれかえるほどの人数(約170人)、音出しの時点ですごく音が抜けてくるし、圧倒されました。でも、うるさくなく、心地よいのが底力なんだろうなと思ったり。
リハは、先生のトーク&質問タイムつき大リクエスト演奏会のようでした。33曲もレパートリーを持ってきていて(本当は100曲近くあるとか)、スタンドプレーつきでやってしまうのだからすごいよな~と改めて。ラッパも24人いたのにうるさくなく、よくまとまっていました。特にリクエストで出たオペラ座の怪人は、バックスクリーンに映し出される映像もあいまって、それぞれの場面が思い起こされて素敵でした。
第一部。
アイーダ凱旋行進曲はアイーダトランペットあり、合唱ありで最初から圧倒されました。ステージドリルもスタートレック、木星、バッカナールでやっちゃうんだ…という感じ。自由曲のキャンディードもさすがでした。本当に一人ひとりが吹けるとこういうサウンド出るんだなと改めて思ったり。
第二部も充実!
エリザベートにレミゼはさすがだったし、野球応援は懐かしかったり、またやってみたかったり。SuperBandでお世話になっている杉本幸一先生が舞台上に登場されたときはビビったけど…(^^;
花は咲く、リクエストコーナーのアニメメドレー、風になりたい、サザンメドレー、アンコールの宝島、銀河鉄道999も歌あり、パフォーマンスあり、そして演奏も無理のない音で楽器本来の音が素直に響いていて、反響板上げてるのに、やっぱり基礎力が違うんだなと実感させられました。
アルトサックスとクラリネットがブレンドしたときの豊かな響き、金属のキツさを感じさせない重厚な金管セクション。実際に聴く前はあの人数でさぞやものすごい音量なのだろうなと思ったのですが、いろんな色彩感のある音色を使い分けられているし、メリハリもあって、自分自身が目指したいものはたくさん目の前にありました。吹奏楽コースがある高校とはいえ、学習と両立させながら、たくさんの本番をこなす中で、きっと技術も表現力も磨かれていっているのだと思います。
限られた活動の中でも多くの経験をさせ、聴き手の心に響く演奏をしたい、改めてそんな風に思いました。お土産に定演のDVDも頂けたので、しばらく余韻に浸れそうです。
しかし、来た生徒が「部員全員動員すれば良かった」と言っていて、まさにその通りだったなと少し悔やまれます。あの音は生で聴かせたかったな。
あ、あとそういえば、何かの曲でトランペットのトップの子が明らかにピッコロ吹いてるだろうって音域と音色だったのに、よく見たら普通のB♭管でびっくりしたな…。
【追記】トップじゃない別の子がピッコロ吹いていたらしいです。やっぱりあの音色はピッコロだよな(^^;
というわけで、2学期も頑張るぞ!

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