教員のためのアレクサンダー・テクニーク講座に参加して

昨日、一昨日と「教員のためのアレクサンダー・テクニーク講座」に参加してきました。
立ち、歩きなどの基本動作から、板書の仕方や朗読、PC作業時の姿勢など実践的なものまで盛り沢山でした。
その中で一番大きかったことは、自分はやっぱり「重心は下」という訓練を徹底的にされてきたせいか、そのクセがいろんな動作の邪魔をしているということです。このクセとの戦いに2日間苦戦しました。
でも2日目のレッスンで、「頭が繊細に動けるようにして、体全体がついてくるようにして」から、股関節と膝の力を抜き、お尻とひざを引き離すようにすると下半身の力みがとれ、全身を楽に使うことができることが分かりました。
あとは、音楽にもつながることですが、「相手を自分の中に招待する」という意識を持ち、自分のいる空間と自分がつながっているとイメージするだけで、体も表情も緩んで、伝わり方がだいぶ変わるものだということも大きな収穫でした。教員と生徒、指揮者と奏者、奏者とお客様がつながってこそ初めて伝えたいことが伝わるのだと改めて思いました。
そして何より大切だなと思ったことは、最後に先生がおっしゃっていた「教える内容より、その内容にどんな気持ちをのせるか」ということです。
これは音楽にも言えることだと思います。譜面に書かれた音符をただ並べるのではなく、そこにどんな思いをのせて演奏するのか。伝えるために、相手を受け入れる意識を持てているか。こらからも考え続けたいなと思いました。
「授業は生き物」
この言葉を胸に刻みながら、2学期からの実践にいかしていきたいと思います。
(Twitterまとめ)

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