音楽仲間との関わり方 ~つれづれなるままに~

今まで音楽をやってきて出会った仲間は数知れません。
小中高大の部活仲間、一般吹奏楽団の仲間、一般オケの仲間、レッスン先で出会った人、SNSで出会った人…。
数え始めたら分からないほど、自分の身のまわりには音楽仲間がいます。
その方々との出会いや、一緒に音楽をつくり上げていく過程、語り合ったことなどから、自分の音楽感も育てられてきました。
その一方で、たくさんの人間が集まれば、当然のことながらぶつかることもあります。
そこに非暴力コミュニケーションの考え方を取り入れてみるとどうなるでしょうか。
お互いのニーズは何か、メンバー同士が信頼関係のもとに共通点を探していくことで、きっとバンド(オケ)としてのニーズが見えてくるはずです。
そして、それを満たすために皆で頑張れるようにも思います。
ミュージシャンサポートコーチ(‏@musician_coach)さんがこんなツイートをされていました。
人は、自分と違う価値観や意見を持ち、自分と違う判断や行動をする人のことを「バカだ」とか「おかしい」と思いやすいそうです。自分が信じていることの方が優れて見えてしまうのです。ですが、人それぞれ信じていることは違います。良いも悪いもありません。共感するパーセンテージが違うだけです。

ここにも非暴力コミュニケーションの考え方が含まれていると思います。
それは、「良いも悪いもありません」というところです。
良いか、悪いか、という二択で物事を決めようとするから、共感できるパーセンテージが低くなったとき、揉め事が起こるか、互いに干渉し合わなくなるということが起こります。
でも、一緒に音楽をつくっていく仲間である限り、面倒くさくても互いの気持ちを出し合って、互いのニーズをさぐり合って、共通点をみつけていきたいと思うのです。
その一方で、互いに切磋琢磨しながら技量を高めあえるライバルのような仲間をもてることも大切な要素の一つな気がしています。
幸い、自分の周りには常にそういうライバルと呼べる仲間がいます。
相手はそうは思っていないかもしれないけれど、その存在のお陰で向上心を持ち続けることができているのかもしれません。
音楽は競争よりも調和が必要なものだと思う面もあるけれど、互いを認め合った上で、こうしたいい刺激をしあえる仲間がいるということも大切なことだと思います。
残念ながら、メールやSNSが普及してから、逆に双方向のコミュニケーション力が弱くなっている気がします。
人のことは言えませんが、特に直接人と対峙したときの反応はうすくなってきているようにも思います。
時にはスルー力も大切だけど、せめて音楽をつくっていく過程では立場も関係なく、思っていることを正直に伝え合いたいと思います。
そのための非暴力コミュニケーションだったり、学び合いだったり、アレクサンダー・テクニークだったりして。
やっぱり私はたくさんの大切な仲間に囲まれながら、幸せな音楽生活を送ることが一番なんだなとつくづく思うのでありました。
(Twitterまとめ)

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